チラズアートは、ホラーゲーム『The Convenience Store | 夜勤事件』を、Steamで日本時間2月18日(火)より配信するとTwitter上で伝えた。また、サブスクリプションサービスのPatreonでは、支援者向けのベータ版が2月16日(日)より配信されている。
The Convenience Store | 夜勤事件
— Chilla's Art|チラズアート (@ChillasArt) February 11, 2020
2月17日 (PST)https://t.co/G5oHiUFmo1 pic.twitter.com/7ExC5mLKfC
『The Convenience Store | 夜勤事件』は、VHSビデオ風のグラフィックで描かれる一人称視点のジャパニーズホラーゲーム。プレイヤーはひとりの女子大生として、コンビニの夜勤で働くことになる。
基本的には「歩き回る」という行為にフォーカスしており、いわゆるウォーキングシミュレーターの要素を持つ。ただし、探索の要素も含まれており、ゲームを進めていくうちに「自分以外は誰もいないはずなのに、誰かに見られている気がする」ような心理的不安が押し寄せてくる。
ゲームのエンディングが2種類に分岐する点では前作『Yuki Onna | 雪女』と同様だが、1回のプレイにかかる所要時間は約40分と短めになっている。また、VHSビデオ風の視覚エフェクトは設定でオフにすることも可能だ。
2018年に配信されたPuppet Comboの『Night Shift』もコンビニでの夜勤の様子を描いた作品だが、本作は『Night Shift』に近い作風ながらも、過去作『Stigmatized Property | 事故物件』や『Okaeri』のような、ジャパニーズホラーの雰囲気が表現された作品となっている。
チラズアートは兄弟で国産ホラーゲームの制作を行っているインディーゲームスタジオだ。次回作『Jimmu | 神武』も開発中で、自由に探索できるオープンワールドRPGの要素を持った、これまでと異なる作風に挑戦している。こちらも合わせてチェックしてみてほしい。
ライター/ヨシムネ