2019年に発売された『スカルガールズ』のLab Zero Gamesの新作アクションRPG『Indivisible』の日本語版がPlayStation 4とNintendo Switchで発売されることがスパイク・チュンソフトより発表された。邦題は『インディヴィジブル 闇を祓う魂たち』(以下、インディヴィジブル)。2020年夏に発売予定となっている。
日本語テキスト監修に加え、日本語ボイスも収録。日本語吹き替えの担当声優は小清水亜美氏や田中敦子氏、若本規夫氏といった豪華な顔ぶれとなっている。
『インディヴィジブル』は、主人公・アジュナを操作して手描きビジュアルの美しいフィールドを進んでいく、探索型アクションRPGだ。2Dアクションと道具やアビリティを得ることで探索範囲が増えるメトロイドヴァニア要素、そして『ヴァルキリープロファイル』風の戦闘が特徴。日本のアニメーションスタジオ「トリガー」が手掛けるオープニングアニメも大きな話題となった。
『ヴァルキリープロファイル』風と説明される戦闘だが、内容は『スカルガールズ』のデベロッパーらしくアクション性の高いものとなっている。コントローラーの4つのボタンにキャラクターをひとりずつ配置し、対応したボタン入力でさまざまなアクションを行うが、方向キーを組み合わせることで異なる技を繰り出す。
戦闘に参加する各キャラクターには時間とともに回復するアクションポイントが設定されており、それを消費する事でアクションを行う。連続攻撃でコンボが発生するため、アクションポイントが最大数まで回復するまであえて行動をしない選択が最適解の場合もある。
ほかにも敵の攻撃に合わせて防御することでダメージを大きく減らし戦闘を有利にするクリーンブロック、敵のガードを崩すガードブレイク、イッディゲージを消費して使用する必殺技など、まるで格闘ゲームのような要素も多数含まれた戦闘システムとなっている。
すでにPC版では日本語版が配信されていたが、スパイク・チュンソフトパブリッシングでのPlayStation 4、Nintendo Switch版は日本語吹き替えとともに日本語テキストの監修が行われるため、より自然なテキストでゲームが楽しめるだろう。『インディヴィジブル 闇を祓う魂たち』は2020年夏発売予定だ。
ライター/古嶋誉幸