Twitterの『バイオハザード』海外公式アカウントは、4月3日発売予定のホラーゲーム『バイオハザード RE:3』の体験版が“進行中だ”と配信予定であることを発表した。体験版の配信日やプラットフォーム、『バイオハザード RE:2』のようなプレイに時間制限が設けられた「ワンショットデモ」かどうかは未定となっている。本編はPlaystation 4、Xbox One、PCでリリース予定だ。
また、海外では一部メディアによるハンズオンプレビューも解禁されており、Gameinformerからは15分のゲームプレイ映像が公開されている。
『バイオハザード RE:3』は1999年に発売された『バイオハザード3 LAST ESCAPE』(以下、バイオハザード3)のリメイクバージョンだ。『バイオハザード2』とほぼ同一の時間軸のラクーンシティをジル・バレンタインの視点で描く。
北米のPlayStation.blogではゲームプレイの詳細が明かされており、ラクーンシティの通りはオリジナル版に比べより広くなるという。また、地下鉄駅や迷路のような下水道、より詳細なドーナツショップなど、崩壊中のラクーンシティを都市らしく肉付けしていることが記されている。
マップにはバレルや電気ボックスなど撃つと周りにダメージを与える環境トラップが多く配置され、うまく使うことで弾薬を節約できる。ジルは鍵開けが得意なため、解錠可能な南京錠も各所にあるという。拡張マガジンやレーザーサイトといった武器MODも引き続き登場する。
『バイオハザード3』では緊急回避が導入されたが、『バイオハザード RE:3』でもR1+左スティックでドッジロールが可能だ。敵が掴みかかる瞬間にドッジすることでパーフェクトドッジが発動され、カウンター攻撃のためのスローモーションが発生する。ジルのナイフは『バイオハザード RE:2』のように劣化せず、自己防衛のためには使われない。攻撃の回避にはドッジのみ利用できるようだ。
オリジナル版の大きな特徴だった追跡者ネメシスは、『バイオハザード RE:2』のタイラント以上に強力になっているという。ゲームプレイ映像では強力なパンチだけでなく触手でジルを近くまで引きずり寄せたり、火炎放射器を装備していることもある。一時的に無力化することは可能であり、倒せば貴重な補給ケースをドロップすることがある。弾薬が十分で前述の環境トラップのある広い場所を選んで戦えば貴重な補給手段となるだろう。
ネメシス以外にもハンター γやドレインデイモスといった『バイオハザード3』に登場したクリーチャーも再登場する。
初心者救済のためにオリジナル版のイージーモードのような「アシストモード」が搭載される。このモードでは体力が自動回復し、敵は弱くなり、より多くの弾薬が手に入る。また、オリジナル版のイージーモードと同様に強力なアサルトライフルも所持してスタートとなる。
新たにラクーンシティを舞台にした非対称対戦サバイバルホラー『バイオハザード レジスタンス』も収録される『バイオハザード RE:3』は4月3日発売予定だ。
ライター/古嶋誉幸