Blue Isle Publishingは、ホウキに乗って空を駆けぬけるスポーツアクションゲーム『Broomstick League』の早期アクセスを、3月6日(金)よりSteamにて開始する。
『Broomstick League』は、ファンタジー小説の『ハリー・ポッター』シリーズに登場する魔法使いのスポーツ「クィディッチ」に強い影響を受けている。開発はVirtual Basementが担当し、Code HeadquartersとBlue Isle Studiosが制作に協力している。
プレイヤーは1対1、2対2、3対3の2チームに分かれ、ステージの中央に浮かぶボールを奪いあう。奪ったボールは相手側のゴールに投げ込むことで自チームの得点となる、分かりやすいルールだ。
また、プレイヤーは魔法の杖を持っている。相手に呪文を放ってボールを弾き飛ばしてもいいし、テレポートの呪文を使って自チームに有利な位置へ一瞬で移動することもできる。プレイヤーキャラの外観はカスタマイズが可能で、新しいホウキや杖、挑発・ダンスほかのエモーションなど、見ためで楽しめる要素も充実している。
ゲームのコンセプトとしては「クィディッチ」に近いものだが、相手の持つボールを弾いたり、高速移動で有利な位置に移動するなどのゲームシステムは、サッカーゲームにレースゲームの要素を組み合わせた『ロケットリーグ』にも似ている。
リーダーボードや統計、プレイヤーレベルなどの機能も搭載されているので、eスポーツとしても楽しめる作品になっている。ステージの背景にはドラゴンやトロールなどの幻想生物も登場し、ファンタジーな独自の世界設定を感じさせてくれることだろう。
『Broomstick League』の早期アクセスは9ヶ月から12ヶ月ほど続き、トレーニングやランクマッチ・カスタムマッチなどの新しいコンテンツや、バグの修正、安定性の向上やカスタマイズアイテムの追加が行われていく予定だ。「クィディッチ」や『ロケットリーグ』が好きな人はチェックしてみてほしい。
ライター/ヨシムネ