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元警官が犬とともに暗き魔女の森を行くホラーゲーム『ブレア・ウィッチ』日本語吹き替え版がPS4とスイッチで2020年夏発売決定。映画から2年後の物語描く

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 NAパブリッシングはサバイバルホラーゲーム『ブレア・ウィッチ』の日本語版を発売すると発表した。PlayStation 4とNintendo Switchへ向けて2020年夏に発売予定。CEROレーティングは「D」(17才以上対象)で、音声は日本語吹替えとなる。

 価格はパッケージ版、ダウンロード版とも税別4800円。また税別6800円となる初回限定版も同日発売され、オリジナルサウンドトラック、アートブック、追加DLCチケット、豪華外箱入りが付属する。

 本作は1999年に社会現象とまでなった映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』シリーズをゲーム化した作品。映画の2年後、1996年に起こった出来事を描く、完全オリジナルストーリーだ。

 物語は、メリーランド州バーキッツビル近郊にあるブラックヒルズの森で少年の失踪事件が発生し、元警官のエリスが少年の探索に加わるところから始まる。エリスは忠犬のバレットとともに、森の奥地へと分け入っていく。しかし、この場所は古くから魔女が住んでいるという噂もある「呪われた森」であった。

 オリジナル映画は、手持ちカメラで撮影していく鬼気迫る生々しさがあり、主観視点のまま物語が進むPOV(ポイント・オブ・ビュー)というジャンルを生み出したが、本作でもそれを踏襲しており、主人公の一人称視点でゲームが進んでいく。また、映画と同様にビデオカメラ撮影をする要素もある。

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 本作を開発したのはポーランドに拠点を置くBloober Team。『Layers of Fear』『>observer_』など、数々の一人称ホラーゲームが高く評価されているスタジオだ。

 今回発売される日本語版では、保安官のエリス役を務める中井和哉さんをはじめ、カーヴァー役の掛川裕彦さん、魔女役の斉藤貴美子さん、ジェス役の小松由佳さん、ラニング保安官役の宝亀克寿さんがそれぞれ日本語吹き替えを演じる。

 なお、すでにSteamXbox Oneでは日本語字幕版が発売済みだが、吹き替えによって喋っている内容を直感的に理解できるようになり、さらに恐怖感が増すことになるだろう。

 初回限定版には、オリジナルサウンドトラック、52ページに渡るアートブック、追加DLCチケットが豪華な外箱に入った状態で発売されるので、こちらも購入を検討してみてはいかがだろうか。

ライター/福山幸司

ライター
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福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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