バンダイナムコスタジオは、公式HPにて非商用リグ「BNSリグ」の無料配布を3月31日(火)より開始した。こちらのリグは3DCG制作ソフト「Maya」で使用できる。
今回の配布については「多くの学生や業界内外のアニメーターが転職活動の際に無償で配布されているリグを使用しているが、選択肢は限られている」と現状を説明したうえで、「今後ゲーム業界で働きたいと望む多くの方にとってより良い環境を提供したい」という思いから無償での提供に至ったと説明している。
「BNSリグ」は、『鉄拳』や『ソウルキャリバー』シリーズを制作しているバンダイナムコスタジオのアニメーションチームで実際に使用されているリグを元に作られている。シンプルながらもアクションの制作に適した視認性の高さが特長となっており、自由にモデルを改変することも可能だ。
なお、商用目的の利用や二次配布は禁止となっているので、注意事項はよく確認したうえでアニメーション制作の練習や就職活動でのデモリール制作、教育などの分野で活用してみてほしい。
ライター/ヨシムネ