台湾に拠点を置くインディーゲーム開発会社のPupuya Gamesは、3Dアクションシューティングゲーム『Little Witch Nobeta』のSteam早期アクセスを6月24日(水)より開始することを発表した。
『Little Witch Nobeta』は、魔女っ子のキャラクター「ノベタ」を操作して謎の古城を探検する3Dアクションシューティングゲーム。可愛らしいアートデザインをはじめ、元素によって性質が変化する攻撃属性や詠唱の有無などを状況に応じて使い分ける、少し複雑ながらも奥の深い戦闘システムを特長としている。
詠唱を必要とする大技は杖で殴る物理攻撃や適切な回避による詠唱時間の短縮が可能で、ゲームに慣れている人であれば攻撃的な戦闘スタイルで敵の弱点属性に合わせた大技をガンガン敵に撃ちこむことができる。また、ゲーム中にはシナリオカットシーンや謎解きの要素も登場するようだ。
『Little Witch Nobeta』の開発については台湾でキャラクターコンテンツをプロデュースする「SimonCreative」から支援を受けており、2Dアートやトレイラー映像のデザインなどの業務は同社が担当しているため、Pupuya Gamesはゲーム自体の開発に専念できているという。
そんな本作は、ACG文化(アニメ・コミック・ゲーム)を取り扱う台湾最大手のポータルサイト「巴哈姆特(バハムート)」が主催する、2019年度の「バハムートACGクリエーションコンペティション」でゲームグループ人気賞を受賞した実績を持つ。
今回、早期アクセスを開始する理由については「作者の収入がほとんどないまま3年近くの開発期間が経った」ことを挙げ、早期アクセスの採用による開発サポートが目的となっている。なお、完成までは「あと1年から2年かかる」との予測も出されている。
作者のPupuya氏は自身のTwitterアカウント上で「初回のプレイ時間は3時間以上遊べるはず」と伝えており、早期アクセス版では全6ステージ中3つのステージを遊ぶことができる。
之前BOSS製作上大關卡~所以不小心消失一段時間Orz
— Pupuya (@lsw001231) May 13, 2020
不過現在應該可以貼出來了(但似乎也不能貼太多就是XD
然後抱歉,結果今年還是沒辦法完成~
所以只能先推出搶先體驗版~預計是6月24日上
初玩時間長度應該能玩到3小時以上~>< pic.twitter.com/VuBjhtvUY8
Steamストアページでは無料のデモ版も配信されているので、興味があれば一度ダウンロードして遊んでみるとよいだろう。
ライター/ヨシムネ