スクウェア・エニックスグループ(以下、スクエニグループ)を統括するスクウェア・エニックスホールディングスは5月28日(木)、新たな株式会社「スクウェア・エニックス・AI&アーツ・アルケミー」を設立することを発表した。
「最高の「物語」を提供することで、世界中の人々の幸福に貢献する。」を企業理念に掲げるスクエニグループは、ゲームをはじめとするデジタルエンタテインメントや出版、関連グッズなどの販売や提供を行うライツプロパティやアミューズメントなど幅広い事業を手がけている。
今回設立が発表された「スクウェア・エニックス・AI&アーツ・アルケミー」は、ゲームで使用されるAI(人工知能)とコンピューターグラフィックス(CG)等のアートに関する知識やノウハウを活用。AI・CG・アートを組み合わせた「エンタテインメントAI」の研究開発や、他のエンタテインメント企業との連携を視野に入れた新たな事業分野の創出を目的に始動する。
代表取締役会長CEO(最高経営責任者)は松田洋祐氏が務めるほか、代表取締役社長COO(最高執行責任者)にはレミ・ドリアンクール氏が就任する。また、ゲームの人工知能を専門とする三宅陽一郎氏がCTO(最高技術責任者)に就任。アート部門の最高責任者であるCAO(Chief Art Officer)は野末武志氏が担当する。
三宅陽一郎氏については2017年5月に当時の電ファミニコゲーマー編集部がインタビューを行っているほか、以降も何度か聞き手として取材企画へ協力していただいているので、興味があればこちらから三宅氏が登場する記事をチェックしてみてほしい。
ライター/ヨシムネ