サイバーパンクシティを猫として旅するアドベンチャー『Stray』発表。「HK Project」として数年の開発を経て、ついに開発会社に所属する猫の数が人間の数を上回る

 ソニーのPlayStation 5お披露目イベント「PS5 – THE FUTURE OF GAMING SHOW」にて、サイバーパンク世界を旅する猫が主役のアドベンチャーゲーム『Stray』発表された。

 開発するのはフランスのゲームデベロッパーBlueTwelve。2021年発売で、対応プラットフォームはPlayStation 5とPC。Steamでは本作のストアページもオープンしている。

 『Stray』の主人公は家族から離れ、見知らぬ世界へと迷い込んでしまった一匹の猫だ。この世界から脱出し、家族の元に戻るため、太古の昔より解き明かされなかった謎を解明することになる。

 人造人間とミュータントが住む、よそ者を受け入れないサイバーパンクシティを猫として旅し、ときには恐ろしい脅威から身を潜めながら先へと進む。隠れるだけでなく、現実の猫のように、自分の存在を住人に知らしめるためにいたずらする事もできるようだ。
 旅の途中で、心強い仲間となる空飛ぶ小型ドローンの友だちができる。ふたりで力を合わせ、この奇妙な世界から脱出しよう。

 ゲームは常に猫の視点の高さで進行する。車の下や室外機を伝って高いところに登ったり、あるいは滑稽に見えるような動きも求められる。サイバーパンクシティを舞台にしたゲームは数あれど、猫の視点で見て回るゲームというのは本作以外にあるだろうか。

(画像はPlaystation Blogより)
(画像はPlaystation Blogより)
(画像はPlaystation Blogより)

 本作はかつて「HK Project」という名前で、猫が主役というコンセプトは変わらず、九龍城砦をイメージしたディストピアシティを歩きまわるゲームとして公開された。
 ゲームタイトルも仮名で、開発はフランスに住むViv氏とKoola氏の2名、そして2匹の猫で構成されたチームが担当していた。公開された美しい動画は話題となり、Annapurna Interactiveから資金と開発の協力の申し出を受けた。

 Annapurnaの協力を得てその後も開発は続き、チームも拡大。今ではBlueTwelveに所属する猫の数は人間の数を超えたという。彼らからたくさんのインスピレーションを受け、猫としてのユニークなゲーム体験を作り上げているという。

 幾度かの動画公開を最後に、本作の続報はあまり表に出なくなっていた。しかし、PS5発表という華々しい舞台で大々的に続報が見られてうれしい限りだ。2021年発売と開発はもうしばらく続くが、続報を楽しみに待ちたい。

ライター/古嶋 誉幸

ライター
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros
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