任天堂は、『メダロット』シリーズの初期作をひとまとめにしたNintendo Switch用ゲーム『メダロット クラシックス プラス カブトVer./クワガタVer.』を発表した。価格はそれぞれのバージョンが税別4980円で、2020年11月12日に発売予定だ。
また、あわせて『メダロットナビ』、『メダロットG』、『メダロット弐CORE』のサントラCDなどが付属する豪華な限定版も発表されており、こちらは両バージョンとも税別1万3800円となっている。
『メダロット クラシックス プラス』は、ゲームボーイから続く『メダロット』シリーズ8作を1本のソフトにまとめたコレクションだ。2017年に『メダロット』20周年を記念して発売されたNintendo 3DS用ソフト『メダロット クラシックス』収録作品に、新たに3作を追加している。
収録ソフトは『メダロット』、『メダロット2』、『メダロット3』、『メダロット4』、『メダロット5』、『メダロットナビ』、『メダロットG』、『メダロット弐CORE』で、それぞれカブトとクワガタバージョンが用意されている。
「メダロット」とは、人工知能メダルを搭載したお友達ロボット「メダル・ロボット」のこと。作品世界ではメダロットが幅広く普及し、人類の友人として存在している。さらに、さまざまな能力を持つメダルとパーツを組み合わせたメダロット同士を戦わせる「ロボトル」は、老若男女問わず愛され、世界大会が開かれるほどの人気を誇っている。
シリーズを通して『メダロット』では、メダロットと子供たちの友情が描かれていく。メダロットや友人との絆、暗躍する大人たちとの戦いや、ロボトルを通じて子供たちの成長。ゲームプレイは基本的に3対3でメダロットが戦うターンベースバトルだが、シミュレーションRPGの『メダロットナビ』やアクションゲーム『メダロットG』といったスピンオフも存在する。
今回発表された『メダロット クラシックス プラス』はそれら『メダロット』シリーズを収録するだけでなく、ボタンが壊れるほどの連打が必要だった一部のミニゲームを助ける「ミニゲーム連打機能」や、「いつでもセーブ&ロード」、「倍速機能」、「ロボトルスキップ」、そして友だちとパーツ交換や対戦ができる「通信対戦」、さらにはクリア後に全てのパーツが手に入る「全パーツ入手機能」といった機能も搭載される。
現在、自分の名前をゲーム内に収録するスペシャルサポーターキャンペーンも行われている。公式サイト内の応募フォームからニックネームを登録すると、『メダロット クラシックス プラス』ゲーム内にスペシャルサポーターとして名前が収録される。
スマホゲーム『メダロットS』のフレンドIDも登録すれば、『メダロットS』用のアイテムもプレゼントされる。遊んでいないけど登録したいという方も、ニックネームのみ登録で応募可能だ。
ライター/古嶋誉幸