インディーゲームの販売や配信などの事業を手がけるPLAYISMは、日本時間6月24日午前0時より行われたオンラインイベント「New Game+ Expo」内にて、Windows(Steam)向けアドベンチャーゲーム『黄昏ニ眠ル街』のパブリッシングを担当することを発表した。2021年の配信を予定している。
なお、2019年の末に開催された「コミックマーケット97」で頒布されているガイドブックには、アルファ版の最終バージョンである「α3.0」のダウンロードコードが同梱されている。こちらは各種同人通販サイト(アリスブックス、とらのあな、メロンブックス)にて購入可能だ。
『黄昏ニ眠ル街』は、イラストレーターのnocras氏が主宰するサークル「Orbital Express」による3Dアクションの要素を含むアドベンチャーゲームである。飛行船で旅をする主人公の「ユクモ」を操作して、美しく表現された東洋の街を自由に探索する作品となっている。故障してしまった飛行船の修理も重要だが、誰ひとりとして見かけることがなく眠るように静まり返った街をはじめとする、さまざまな謎をひも解いていくのが本作の醍醐味といえる。
nocras氏のアートデザインを3D化している本作はUnreal Engine 4で制作されており、Epic Gamesによる総額1憶ドル規模の基金「Epic MegaGrants」の支援を受けて開発が進んでいる。
『黄昏ニ眠ル街』に興味があれば、Steamのウィッシュリストに登録のうえ、nocras氏のSNSアカウント(Twitter、Tumblr)やpixiv FANBOXをチェックして続報を待ってみてほしい。
ライター/ヨシムネ