任天堂は、有料サービス「Nintendo Switch Online」の加入者が利用できる『ファミリーコンピュータ&スーパーファミコン Nintendo Switch Online』にて、7月15日(水)に3つのゲームタイトルを追加すると発表した。
『ファミリーコンピュータ&スーパーファミコンNintendo Switch Online』は、ファミリーコンピュータやスーパーファミコンのタイトルをいつでもどこでも遊ぶことができる「Nintendo Switch Online」の加入者特典のひとつである。今回、スーパーファミコン向けのタイトルにはアトラスの『真・女神転生』(1992)と任天堂の『スーパードンキーコング』(1994)が追加された。
『真・女神転生』は、「悪魔召喚プログラム」と呼ばれるものを小型のコンピュータにインストールした少年が、次々と起こる奇妙な事件へと巻き込まれていくロールプレイングゲーム。交渉によって「仲魔」(仲間の悪魔)を増やす点や、より強い仲魔を作りだす「悪魔合体システム」が特徴となっている。
主人公には、秩序を重んじる「LAW(ロウ)」と混沌を重んじる「CHAOS(カオス)」、そしてどちらにも属さない「NEUTRAL(ニュートラル)」の3属性があり、主人公自身の行動や選択によって属性が変化。物語の結末が大きく変わるマルチエンディング方式が採用されている。
もうひとつの『スーパードンキーコング』は、大きな体に力自慢の「ドンキー」と身軽な体ですばしっこい「ディディー」がさまざまなアクションで敵を倒したり、仕掛けを乗り越えたりしていくアクションゲーム。先頭にいるキャラクターのみが操作可能なため、状況に応じて先頭のキャラクターを切り替えながらゴールを目指す。
木箱の中にはサイの「ランビ」やカジキの「エンガード」といった味方の動物「アニマルフレンド」が入っており、これらのアニマルも活用しながら、ワニの「キングクルール」率いる“クレムリン軍団”から奪われた大量のバナナを取り返す冒険を繰り広げていく。
また、ファミリーコンピュータ向けの作品にはセガが1991年に発売した『ガンデック』が追加される。本作は2139年の世界を舞台に、悪の組織に敢然と立ち向かう命知らずの特捜刑事「VICE」たちの活躍が描かれるアクションゲームとなっている。
プレイヤーは「VICE」のメンバーである「ハート・ブラバム」を操作し、スピード感あふれるカーチェイスや3種の武器を使い分けるバトルアクション、そして迫りくる敵を打ち倒す3Dシューティングへと挑む。
過激で変化に富んだサイバー・パンク・バイオレンスの世界が3つのモードで描かれている本作では、ステージ間にアニメーションも登場。ゲームの臨場感を演出してくれている。
7月15日(水)に追加された際には、ぜひスクリーンショットや動画キャプチャーの機能を利用して感想や自身の体験、そして当時の思い出をSNS上で共有してみてほしい。
ライター/ヨシムネ