毎年夏に開かれる世界最大級のリアルタイムアタック(RTA)イベント「Summer Games Done Quick 2020」(以下、「SGDQ 2020」)のゲームスケジュールが公開された。
8月17日(月)の午前1時から始まる『デモンズソウル』を皮切りとし、イベント終了の8月23日(日)までの約1週間の間に100本以上のゲームタイトルのRTAが披露される。
Our #SGDQ2020 schedule is now live!
— Games Done Quick 🔜 #FlameFatales (@GamesDoneQuick) July 14, 2020
Runners: An email will come by end of July 14th. It will contain time sensitive info!
Please check the schedule often as times can shift. If you can't make your time, email us: committee at gamesdonequick dot comhttps://t.co/p3OBf2QSMx pic.twitter.com/RTfOuWQ2LO
本来ならば今年の「SGDQ2020」はアメリカのミネソタ州で6月に開催される予定となっていた。だが、新型コロナ感染症の影響で開催が延期、さらに出席者の安全を考えると実際に会場を借りての開催は難しいと判断され、今回の「SGDQ2020」はサブイベント以外ではGDQ史上初のオンライン開催となった。
オンライン開催ながらイベントの性質は変わらない。「SGDQ2020」はRTAを披露するのと同時に寄付金を募るチャリティイベントとなっており、寄付金は全額「国境なき医師団」へ寄付される予定だ。
実際に公開されたゲームスケジュールを見てみると、『スーパーマリオ オデッセイ』や『スーパーメトロイド』などの定番タイトル、最近発売されたものだと『ファイナルファンタジーVII リメイク』が採用されており、珍しいものだと『バーチャルボーイワリオランド アワゾンの秘宝』などここでしか見られないようなタイトルもあるようだ。
今回の「SGDQ2020」で注目すべき点としては、初のオンライン開催ということで日本からの走者が例年に比べ多く参加していることだ。
参加する日本人走者を列挙してみよう。『スーパードンキーコング2』のワープ禁止カテゴリでとんこつ氏、『パズルボブル2』の「ひとりでパズル」モードクリアするカテゴリでposhi氏、『東方文花帖 〜 Shoot the Bullet.』のLEVEL1からEXまでの全ステージをクリアするカテゴリでping値氏がそれぞれRTAを披露する予定となっている。
各走者の出番はとんこつ氏が8月18日(火)の午後9時20分頃、poshi氏が8月21日(金)の午後6時17分頃、ping値氏が8月22日(土)の午後6時35分頃となっている。どの走者も日本時間で視聴しやすい時間帯に配置されているので是非ご視聴願いたい。
今回のSGDQ2020でも、ボランティアスタッフと解説してくださる方を募集しております。
— JapaneseRestream (@JapanRestream) July 14, 2020
応募フォームからそれぞれご応募お願いいたします!#SGDQ2020JP
解説応募フォームhttps://t.co/uFCFjadARN
ボランティア応募フォームhttps://t.co/oSuNZJ5imS
なおGDQ本家の配信は実況・解説や文章に英語を用いているが、日本語で視聴できるようGDQ運営から許可を取り、有志による日本語リストリーム配信も計画されている。日本語リストリーム配信に携わるボランティア、さらにゲーム解説担当も募集されているので、興味のある方はJapaneseRestreamのTwitterアカウントをチェックして欲しい。
ライター/もか