8月13日12:00より、日本最大のリアルタイムアタック(RTA)のイベント「RTA in Japan Online」がスタートする。むちは氏の『ファイナルファンタジー6』から始まり、約50本のゲームのRTAが4日間にわたり披露される。その様子は公式Twitchチャンネルで放送される予定だ。
RTAは「Real Time Attack」の略で、さまざまなルールが制定されたカテゴリのもと、“実時間”でいかにゲームを早くクリアするかを競う。競技者も多く国内外で大小さまざまなイベントが行われており、日本の「RTA in Japan」は世界でもっとも有名な「Games Done Quick」に次ぐ規模となっている。
またこれらのRTAイベントはチャリティイベントの側面もあり、今回の「RTA in Japan Online」を含む8月分のTwitchの収益は、すべて新型コロナウイルスに対して活動する団体に寄付されることが発表されている。また、本イベントに協賛しているウェアショップ「無敵時間」では、イベント向けのグッズも販売中だ。こちらの収益は一部が国境なき医師団の「新型コロナウイルス感染症危機対応募金」に寄付される。
寄付の方法はいくつかあるが、もっとも手軽なのは公式Twitchチャンネルをサブスクライブする方法だろう。ページの右上にある「サブスクを送る」から寄付できる。Amazon Prime加入者はTwitch Primeのサービスとして月に1度無料でサブスクができるので、加入している方で特に支援するチャンネルがないという方は試してみて欲しい。
気になる競技タイトルはタイムスケジュールが公開されており、前述の『ファイナルファンタジーVI』や『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』のように定番のRPGのRTAだけでなく、『英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け』というわずか5分ほどで終わるものも並んでいる。後者は8月14日午前12時11分からスタート予定で、教育ゲームでどのようなタイムアタックが披露されるのか疑問はつきない。
ほかにも、わずか20分以内にクリアされる予定の大作RPG『ファイナルファンタジーIII』(8月13日19時50分~)、クリアするだけで表彰されるほどの理不尽難易度RPG『星をみるひと』(8月14日19時41分~)なども見応えがありそうだ。
いよいよ今日から『RTA in Japan Online 2020』がスタートします!
— RTA in Japan (@RTAinJapan) August 13, 2020
RTA in Japanは毎回Twitterの投票の結果でプレイヤーの行動を決める試みを行っています。次のツイートから投下いたしますので良かったらご参加ください。 #RTAinJapan
RTAinJapan公式Twitterアカウントでは、「【ゼルダの伝説 夢をみる島】マリンとのデートイベントを見ますか?」や「【Racing Lagoon 】……女の子のHANDMADEマフラー……」を取得するかどうかといった投票が行われている。興味がある方はこちらにも投票を行って欲しい。
ライター/古嶋誉幸