6月に発売され、ストーリーについて多くの議論を呼んだ話題作『The Last of Us Part II』は、「米国で歴史上もっとも売れたソニーのパブリッシング担当タイトル」として歴代3位になったことが分かった。
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情報はNPD Groupの最新レポートで伝えられたもので、同グループのアナリストマット・ピスカテラ氏も自身のTwitterアカウントで概要を説明している。氏のツイートによれば、『The Last of Us Part II』の売上は発売から2ヶ月弱で2018年に発売されたオープンワールドアクション『Marvel’s Spider-Man』、同年に発売されたアクションゲーム『God of War』に次ぐ結果になっているという。
『The Last of Us Part II』はアメリカにおける6月のトップセラーにも輝いたほか、海外メディアComicbookの調べによる2020年米国最大のローンチセールスを達成しており、これはSIEの歴史上2番目の売上だった。ほかにも、発売から3日で全世界で400万本を売り上げ、ファーストパーティ製のPlayStation 4独占ゲームとして最速セールス記録を塗り替えたことも伝えられている。
ピスカテラ氏は年初来からの累計売り上げに関するデータも公開した。それによると、7月末までの売り上げで『The Last of Us Part II』は『Call of Duty: Modern Warfare』と『あつまれ どうぶつの森』に次ぐ3位となっている。なお、『あつまれ どうぶつの森』はパッケージ版のみの計算となっている。
PlayStation 5の発売を控えてPlayStation 4世代の終わりが見えてきたが、『The Last of Us Part II』や『Ghost of Tsushima』など印象的なセールスを記録するタイトルが相次いでリリースされた。
8月14日(金)には『The Last of Us Part II』に最高難易度「GROUND」が追加され、さらに死亡時セーブデータを消去するオプションまで追加。一方で無限弾薬や工作資源無限、すべての敵を一撃で倒せるようになるワンショットと死の一撃など、ゲームが苦手という人に向けた機能も追加されている。
ライター/古嶋誉幸