『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』をタルコンガでクリアしたり、リングフィットアドベンチャーのコントローラーで『DARK SOULS III』をクリアしたりと、一風変わったコントローラーでゲームをプレイするSuper Louis 64氏(以下、ルイス氏)が、今度は刀型コントローラーを手に『Ghost of Tsushima』でモンゴル兵に挑んだ。
使用しているのは、かつてホリから2004年に限定発売されたPlayStation 2用ソフト『鬼武者3』の専用コントローラー「打刀 明智拵」。氏はおなじみのカウボーイハットをかぶり、恐ろしいモンゴル兵と戦う和洋折衷のゲームプレイを紹介する動画を公開している。
「打刀 明智拵」の柄にはDUALSHOCK 2の各種ボタンが取り付けられており、また刀コントローラーを振ればゲーム中のキャラクターも刀を振る臨場感のあるプレイが楽しめる。ルイス氏はこのコントローラーをコンバータ経由で接続しPlayStation 4で使えるようにセッティング。初期状態では刀を振るとゲームの中でも刀を振るような素早いレスポンスにはなっておらず、調整に苦心したという。
実際、映像を見ていると刀コントローラーを振ってからゲーム内で攻撃が発生するまでのラグはいくらか残っているようで、どう見ても通常プレイよりも難度は上がっていそうだ。一方でルイス氏は「二度と普通のコントローラーで『Ghost of Tsushima』を遊ぶことはないでしょう」と動画の最後でコメントするなど、刀コントローラーでのプレイングが楽しかったことを伝えている。
とくに見所は、本作の代表的なゲームメカニックでもある一騎打ちのシーン。動画の6分45秒ごろから披露される映像で、ルイス氏は実際に刀コントローラーをしっかりと納刀し、一瞬の勝負にて抜き去って見事に敵を斬り伏せた。ルイス氏も大喜びしているように、誰もが憧れる抜刀術の「静から動への動き」を実際に楽しめるのは、たしかに魅力的だ。
なお動画内では一瞬『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』もプレイしているシーンが収録されており、設定次第ではさまざまなゲームで使用できるようだ。日本の美やサムライへの経緯に溢れた『Ghost of Tsushima』を刀コントローラーでプレイするのはなんとも誉れ、機会があればぜひ遊んでみたいところである。
ライター/古嶋誉幸