フロム・ソフトウェアが手掛ける『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』をニンテンドーゲームキューブの周辺機器タルコンガで攻略するプレイヤーが現れた。
挑戦者のATwerkinYoshi氏は変則的なコントローラーでゲームをプレイし続けるプレイヤーで、これまでにタルコンガで『DARK SOULS』や『Bloodborne』を攻略してきた経歴をもつ。
彼曰く今回の挑戦は「『SEKIRO』はただの難しいリズムゲームである」という理論の証明とのこと。
ここからは『SEKIRO』のネタバレも含まれているため、まだクリアしていない方は閲覧注意だ。
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タルコンガはニンテンドーゲームキューブのコントローラーアダプタを通じてパソコンに接続され、ひとつのタルコンガに割り当てた操作は6つ、そのタルコンガをふたつ使い合計12ボタンで操作をしていく。
ATwerkinYoshi氏は後に続く人たちの為、ゲームに使用した設定を共有している。
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割り当てたキーは戦闘重視だ。『SEKIRO』ではBボタンがステップ、L1が弾きとガード、R1が攻撃、R3がロックオンに割り当てられている。ATwerkinYoshi氏は、敵の攻撃のリズムに合わせてタルコンガを叩くのが一番楽しいポイントだとしている。
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『SEKIRO』はこれまでのシリーズと違い、ステルス重視のパートが増え、カメラコントロールがより重要となった。ロックオンボタンで主人公の向く方向にカメラを向けることはできるが、高低差を活かしたステルスでは上下のカメラ移動が重要となる。
しかし、戦闘重視に調整したタルコンガでは視点移動までサポートできず、ATwerkinYoshi氏もこれが非常に大変だったと振り返っている。
https://twitter.com/AtwerkingYoshi/status/1120774502965743617
ATwerkinYoshi氏は10時間、131回の死亡やコントロールのハンディキャップを乗り越え、ついに『SEKIRO』がただの難しいリズムゲームであることを証明した。
次は『Dance Dance Revolution』専用コントローラーでクリアできることを証明しようとしている。彼の飽くなき挑戦はまだまだ続きそうだ。
ライター/古嶋誉幸