プロモーションとしてSNSを利用したさまざまなイベントを実施している人気アスレチックバトルロイヤルゲーム『Fall Guys: Ultimate Knockout』(以下、Fall Guys)。開発スタジオMediatonicは8月17日より、身体障害を持つゲーマーを支援する慈善団体「SpecialEffect」に多額の寄付をした組織や人物に「ゲーム内でのスキン化の権利」を賞品として与える寄付金レース(参考記事)を開催していたが、この結果がついに明らかとなった。
これまで多数の大企業や著名人がスキン化のラブコールを送り、寄付金レースにも数々の組織が名乗りを挙げたが、スキン化の権利を獲得したのは後述されている個人・グループの4チーム。eスポーツチームやFPSのトレーニングソフト開発企業だけでなく、著名なYouTuberふたりもランクインした。今回のレースにおける各チーム個別の寄付額は明かされていないが、優勝者たちが寄付した金額の合計は100万ドルとなっている。
【更新 2020/09/01 11:15】 記事初版にて「4つの個人・グループがそれぞれ権利を獲得した」と紹介していましたが、正しくは「4つの個人・グループによるチームが権利を獲得した」の誤りでした。記事のタイトルと本文を訂正しお詫び申し上げます。
・「G2 Esports」:eスポーツチーム
・「Ninja氏」:YouTuber(個人)
・「Aim Lab」:FPSトレーニングソフト『Aim Lab』開発会社Statespace
・「MrBeast氏」:YouTuber(個人)
優勝者のスキンがどのような外見となるかはまだ正式に発表されていないが、『Aim Lab』を開発するStatespaceはイメージで製作したスキンやファンアート、コラージュ画像を組み合わせて、優勝者たちの予想スキンを並べて成果を祝っている。また、YouTuberのNinja氏もコメントを投稿。近日中に優勝を記念した『Fall Guys』ライブストリーミングを実施するようだ。
何度も1位が入れ替わるデッドヒートだった『Fall Guys』寄付金レースだが、最終的にNinja氏らがチームを組んで優勝となった。1位だけで100万ドルということは、全体ではかなりの寄付額になっているはずだ。寄付先となったSpecialEffectも感謝のツイートを投稿している。はたして、どのようなスキンが生まれるのだろうか、今後の続報を楽しみに待ちたい。
ライター/古嶋誉幸