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殺し屋の旧友と最後の1日を過ごすゲーム『Adios』発表。共犯となり死体処理を続けてきた養豚場の主が、足を洗うために決断を下す

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 もしあなたが友人と共犯で進めていた悪事にうんざりしたとき、その友人に「足を洗おう」と伝え説得することができるだろうか。アメリカはカンザス州に拠点を置くデベロッパーのmischiefは、一人称視点アドベンチャーゲーム『Adios』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)とXbox One。価格や発売日は未定だ。

 『Adios』は、複雑な決断に迫られ進退がきわまっていく男たちのドラマを描く、映画的な一人称視点アドベンチャーゲームだ。主人公はカンザス州に住むとある養豚業者。殺し屋の旧友に頼まれ、豚を使って死体の処分に手を貸していた。しかし友人が部下と一緒に新たな死体を運んできた10月のある日、勇気を出して「もう足を洗おう」と伝えることになる。

 一方で友人は死体の処理を辞めさせたくなく、主人公であるプレイヤーを説得してくる。『Adios』ではそんなふたりが、人生の分岐点となる一日を過ごす作品である。友人と一緒に過ごし、雑用をし、アメリカ中西部を探索していく。

 ストアページでは、プレイヤーである主人公が説得を受け入れなければ、友人が君を殺すことに迫られるだろうとも伝えられている。逆にトレイラーでは主人公が友人に銃を向けるシーンも。「どう応えるかで残りの人生が決まる」という謳い文句に違わない、重苦しい決断の日が描かれるようだ。

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(画像はSteam『Adios』より)
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(画像はSteam『Adios』より)
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(画像はSteam『Adios』より)

 なおタイトルの「アディオス」はスペイン語でさよならを意味する、というのは説明不要かもしれない。はたして主人公はこれまでの間違った人生に「さよなら」するのか、殺し屋の友人の怒りを買い人生に「さよなら」するのか、それはプレイヤーの選択次第となるだろう。

ライター/古嶋誉幸

ライター
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一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros

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