カーサッカーゲーム『ロケットリーグ』を開発するPsyonixは、太平洋夏時間の9月23日(水)午前9時から本作を基本無料プレイ化することを発表した(公式サイト)。
9月23日からは、Nintendo Switch版とPlayStation 4版で「Nintendo Switch Online」と「PlayStation Plus」に加入しなくても無料でマルチプレイモードが楽しめるようになる。また、PC版はSteamでの販売を終了し、Epic Gamesストアで基本無料ゲームとして再リリースされる(参考記事)。
9月23日から10月23日(金)までにEpic Gamesストアで『ロケットリーグ』をライブラリに登録すると、「Sun Ray Boost」と「Hot Rocks Trail」からなるふたつのゲーム内アイテムと、Epic Games Storeで販売されている14.99ドル以上のゲームに適用できる10ドルオフクーポンが配布される。一方、Steamでプレイし続けたいという方は、9月23日までにゲームを購入すればそれ以降もEpic Games Storeと同じアップデートが提供され続ける。
『ロケットリーグ』は、車同士でサッカーをするスポーツゲームだ。ロケットブースターの付いたレースカーでボールを追いかけ、相手のゴールに叩き込む。2015年にリリースされ、世界大会が開かれるなどeスポーツとしても5年間好評を博してきた上で、5周年となる2020年にPsyonixは大型アップデートとして基本無料プレイ化を発表していた。
今回の無料化に伴い、Epic Games Store版でもプラットフォーム間の進捗の同期などが可能になる。また『フォートナイト』で行われていた「サポート・ア・クリエイター」プログラムにも参加が決定。「サポート・ア・クリエイター」は、プレイヤーがゲーム内でサポートしたいクリエイターを選び、ゲームでお金を使う度にその内の5%がそのクリエイターに支払われるというプログラムだ。プログラムにはすでに動画配信者やコミュニティ関係者など、多くの『ロケットリーグ』クリエイターが登録されており、今後も追加される予定だという。
『ロケットリーグ』の基本無料化に伴い、来週には「Llama-Rama」という正体不明の何かが発表されるという。『フォートナイト』も「Llama-Rama」について公式Twitterアカウントで発言しており、両作でゲーム内報酬が貰えるコラボイベントのようだ。
ライター/古嶋誉幸