スクウェア・エニックスは、9月23日(木)から開催されている「東京ゲームショウ 2020 オンライン」の公式出展社番組「SQUARE ENIX PRESENTS at TGS 2020 Online」内にて、同社が運営中のMMORPG『ファイナルファンタジーXIV』の最新トレーラー映像「FINAL FANTASY XIV – Break the Limit!」を公開した。
『ファイナルファンタジーXIV』は、スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジー』シリーズにおける14作目のナンバリングタイトルである。MMORPGとしては『ファイナルファンタジーXI』以来ふたつ目のタイトルで、PlayStation 4版の発売やMacへの対応を経て、日本・北米・欧州・中国・韓国の世界5地域で1800万以上の登録アカウントを持つMMORPG作品へと成長している。
今回公開された最新トレーラーでは、17人のキャラクターたちが次々と必殺技「リミットブレイク」を発動する様子を楽しめる。パーティー全員の力を集めて繰り出す「リミットブレイク」には3段階のレベルが存在し、最大出力となるレベル3では発動可能な17種類のジョブ(職業)に対応した17種類の技が発動する。
レベル3の「リミットブレイク」は、レベル1・2と比較して実際のプレイ環境でじっくりと目にする機会があまり多くない。また、ロール(役割)によって技の効果も異なるため、職業によっては滅多に観られないものもある。そのため、映像では全職業のエフェクトや各キャラクターの動作によって緻密に表現されているジョブごとの特徴に注目してみてほしい。
また、9月27日(日)の20時30分ごろには、本作のプロデューサー兼ディレクターを務める吉田直樹氏が一般プレイヤーのいるワールドへお邪魔して一緒に遊ぶ「吉P散歩」が生配信される。こちらの番組には『NieR』シリーズで知られる齊藤陽介氏とヨコオタロウ氏もゲスト出演する予定だ。
齊藤氏とヨコオ氏は、本作でも24人参加型の戦闘コンテンツ「アライアンスレイド」のゲストクリエイターとして参加しており、拡張パッケージ第3弾『漆黒のヴィランズ』では『ニーアオートマタ』とのコラボによる「YoRHa: Dark Apocalypse(ヨルハ:ダークアポカリプス)」が展開されている。
『ファイナルファンタジーXIV』は月額料金制の作品だが、基本パッケージ『新生エオルゼア』と拡張パッケージ第1弾『蒼天のイシュガルド』からなるRPG2本分の物語を無期限・基本無料で楽しめる「フリートライアル」も提供されているので、興味があればぜひ一度体験してみてほしい。
ライター/ヨシムネ