アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスに拠点を置く20世紀スタジオは、ゲームの世界を舞台に“モブ(背景)キャラ”の男が活躍するアクション・エンターテインメント映画『フリー・ガイ』の最新トレイラー映像を公開した。本作は2021年1月8日(金)より日本国内でも劇場公開される予定だ。
本作は『ナイト ミュージアム』シリーズや『ストレンジャー・シングス 未知の世界』などの作品で知られるショーン・レヴィが監督を務め、映画『デッドプール』シリーズで人気を博したライアン・レイノルズが主演を担当しており、レイノルズ氏自らは今作のことを現代版「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と形容している。
『フリー・ガイ』では、平凡で退屈な毎日を繰り返す銀行窓口係の男「ガイ」の冒険が描かれる。毎日のようにルール無用の暴力が溢れる「フリー・シティ」で銀行強盗に襲われるガイはある日、何も変わらない日常に疑問を抱き、強盗へ反撃を仕掛ける。強盗から奪い取った眼鏡をかけると、今まで見えていなかったアイテムやミッション、謎の数値が街中に表示されていることに気づく。
自身が『フリー・シティ』と題されたゲームのモブキャラであることを自覚したガイは、“アルゴリズム”もとい“運命”から愛する女性と街の平和を守るヒーロー(主人公)になるために立ち上がる。新たに公開された映像では、銀行を警備する「バディ」と砂浜で語り合うシーンや『フリー・シティ』のプレイヤーでヒロインである「モロトフ・ガール」とのキスシーンがお披露目された。
映像では、実際のアメリカで放送されているクイズ番組「ジェパディ!」から、司会者のアレックス・トレベックが本人役でゲスト出演したシーンも確認できる。また、海外メディアのThe Hollywood Reporterは、本作にNinjaやLaser Beam、Jacksepticeye、Pokimaneなどのゲーマー界隈で人気のYouTuberがカメオ出演することを報じている。
なお、日本での劇場公開については、新型コロナウイルスの感染拡大防止によって2020年8月からの公開延期が同年4月に発表された。また、2020年8月には2021年1月22日(金)の劇場公開も発表されたが、2020年9月29日にウォルト・ディズニー・ジャパンが発表した配給作品の公開日の変更には本作も含まれていた。
2週間早まって『フリー・ガイ』は1月8日(金)から公開される予定だ。前売り券などの情報はまだ発表されていないため、引き続き続報を待ちたい。
ライター/ヨシムネ