ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の社長兼CEOジム・ライアン氏はロイターに対し、「PlayStation 5」の予約販売台数について、アメリカでは予約が始まってから12時間で「PS4の12週間分の台数」を記録したと語った。
くわえて氏は「発売日にPS5を購入したいすべての人がPS5を買えるとは限らないかもしれませんが、我々はこれまでにないほど努力をしています」と、PS5の需要の高さを考慮していることを示している。11月12日(木)に発売予定のPS5は多くの小売店で品切れが続いており、日本国内では予約販売もほとんどが抽選となる状況が続いている。
ビデオゲーム業界アナリストのダニエル・アフマド氏は「この統計はアメリカ国内のみのもので、PS4発売後の12週間ではなく、PS4予約開始後の最初の12週間のことを指しているのでしょう」と、自身のTwitterアカウントにてコメント(参考ツイート)。
また、アメリカでの統計のため単純に比較はできないと前置きしつつも、PS4は10週間で全世界の予約販売数100万台を達成したことから、すでにPS5の予約販売数は世界で100万台を超えているのではないかと推測している。実際の販売台数は第三者には分からないものの、PS5の需要の高さは小売店での売り切れや抽選販売の倍率などからもわかるところだろう。
日本国内では、ソニーストアで予約販売の第2弾がスタートしており、11月中旬に抽選応募メールが送信される予定だ(参考記事)。
ライター/古嶋誉幸