ビデオチャット・ライブストリーミング向けツール『FaceRig』を開発するHolotech Studiosは、『FaceRig』の後継ソフト『Animaze』(Steamストアリンク)を11月17日(火)に早期アクセス版としてリリースすると発表した。基本無料だが、使用用途によって月額か年額のサブスクリプションサービスも提供される。
『Animaze』は、ウェブカメラで自分を撮影し、その動きをリアルタイムでアバターに反映させるソフトだ。アバターはTwitch、Zoom、Skype、Discordなどビデオ会議やライブストリーミングに使える。簡単に表現すると、手軽にVtuberになれるソフトといえるだろう。
アバターはサメやハンバーガーなど2D、3Dともにさまざまなものが用意されているほか、Live2Dに対応しているため、自分で作ったアバターを利用することもできる。
また本ソフトは新しいフェイストラッカーやアニメーションシステム、グラフィックスレンダラーを搭載し、『FaceRig』のすべてのコア技術を大幅に改善しているという。
なお前身となる『FaceRig』の所有者は、『Animaze』向けの特別なアバターやサブスクリプションサービスの50%割引サービスを得ることができる。
割引はそれぞれのプランの初回利用時に適用されており、ベーシック月額プラン1.99ドル、ベーシック年間プラン9.99ドル、またVIP月間プランが4.99ドル、VIP年間プラン49.99ドルとなる。まずは1ヶ月は半額で試したあと、気に入ったら1年間さらに半額で利用することも可能だ。
その『FaceRig』は『Animaze』が正式リリースされるまでは販売を継続するため、『Animaze』早期アクセス中は販売が続く。少なくとも2021年初頭までは販売される予定だ。
また11月25日から12月1日まで行われるSteamオータムセールにて、本体が50%オフ、DLCが30〜80%オフのセールが実施されるため、『Animaze』の特別なアバターが欲しい方や、サブスクリプションサービスの割引を目当てにしている読者は購入を検討するとよいだろう。
ライブストリーミングやビデオチャットなどで活用できる『Animaze』は11月17日(火)発売だ。
ライター/古嶋誉幸