任天堂は11月13日(金)、1980年に登場した「ゲーム&ウオッチ」と、35周年を迎えた『スーパーマリオブラザーズ』がコラボレーションした携帯ゲーム機「ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ」を発売した。希望小売価格は税別4980円。
本商品は、「スーパーマリオブラザーズ35周年」キャンペーンの限定アイテムとして、2021年3月31日(水)まで順次生産し出荷される。なお、11月10日には一部仕様について誤りがあったことも発表されているが、ほかの機能は問題なく使用できるため、予定通りの発売となっている。
「ゲーム&ウオッチ スーパーマリオブラザーズ」は、ファミリーコンピュータ向けソフト『スーパーマリオブラザーズ』(1985)、ディスクシステム用ソフトとして発売された『スーパーマリオブラザーズ2』(1986)、そしてマリオで遊ぶゲーム&ウオッチの『ボール』を収録。また、時間帯などの条件によって35種類の秘密イベントが発生する「マリオ時計」も搭載されている。
サイズは縦67mm×横112mm×厚さ12.5mmで、質量は約68g。2.36インチのフルカラー液晶が搭載されており、当時は実現不可能であった8bitのゲームを実行できる。また、本商品にはリチウムイオンバッテリーが内蔵されており、Type-CのUSB電源【※】から約3時間充電することで、約8時間のゲームプレイが可能だ。
【※】:充電には別売の「ニンテンドーUSB ACアダプター」が必要。純正品以外の製品でも充電は可能だが、動作確認は実施されていないため「安全性を保証するものではない」とのこと
執筆時点では、残念ながら希望小売価格より高い価格での出品が多くみられるが、本商品は2021年3月31日(水)まで順次生産される。興味がある人は、任天堂の公式Twitterアカウント(@Nintendo)や公式通販サイトの「マイニンテンドーストア」を随時チェックして、次回の販売を待ってみてほしい。
このほか、任天堂公式サイトのトピックスでは、知っているとより楽しめる“あそびのヒント”も紹介されている。本商品を持っている人はあわせてチェックしておくとよいだろう。
ライター/ヨシムネ