『ファイナルファンタジーXIV』の吉Pこと「吉田直樹」氏が自身のキャリアやMMO RPGの未来を語るドキュメンタリー映像公開

 日本のクリエイターとアーティストを題材としたドキュメンタリーを配信するYouTubeチャンネル「Archipel(アルシペル)」は『ファイナルファンタジーXIV』のプロデューサー兼ディレクターで、現在開発中の『ファイナルファンタジーXVI』でもプロデューサーを務める吉田直樹氏へのインタビュー動画を公開した。海外発の動画だが、すべて日本語で視聴できる。

 氏は『マリオブラザーズ』で初めてビデオゲームと出会った幼少期の衝撃から始まる自身のキャリア、松野泰己氏への憧れ、当時酷評されていた『ファイナルファンタジーXIV』の立て直し、今後のMMO RPGの展望などを語っている。

 吉田氏はハドソンで『天外魔境』シリーズ『ボンバーマン』シリーズのゲームデザインを手がけたのち、別の会社を経て2005年にスクウェア・エニックスに入社。その際に前職の社長より「どうせやるなら取締役までなる」と「仕事をくれ」というふたつの約束を交わして送り出されたのだという。

 スクウェア・エニックス入社後は『ドラゴンクエストX』アーケードゲーム『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』の制作に携わった。そして当時酷評されていたMMO RPG『ファイナルファンタジーXIV』の品質向上のために指揮を執る。若いころから失敗しそうなプロジェクトや納期の厳しいプロジェクトを率先して受け持っていたという氏は、『ファイナルファンタジーXIV』を見事に立て直した。

 2015年にスクウェア・エニックスの執行役員のひとりに選出され、2018年には取締役執行役員に就任。入社時の約束が果たされた。インタビューでは、ターニングポイントはやはり『ファイナルファンタジーXIV』だと語っている。当初は積極的に表に出ることは「調子に乗ってしまうから」と乗り気ではなかったという。なにかひとつかえるのにも苦労したという改善に向けた当時の行動なども語られている。

 氏のプレイヤーと共に『ファイナルファンタジーXIV』を作るというスタンスは徐々にプレイヤーにも浸透していき、現在では「吉P」とプレイヤーからも愛称で呼ばれるまでになっている。

(画像はYouTubeより)

 吉田氏はこのほかにもMMO RPGのデザイン、VR時代の到来による新しい遊びやグラフィックの高度化による苦労など、様々な側面からゲームへの考えを語っているので、『ファイナルファンタジーXIV』のファンやこれから始めようと思う方は一度視聴してみて欲しい。

ライター/古嶋誉幸

ライター
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros
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