日本時間12月11日(金)午前9時(プレショーは8時30分より)からの開催を控えた、年末最大級のゲームイベント「The Game Awards 2020」の「PLAYER’S VOICE賞」に、Sucker Punch Productionsの『Ghost of Tsushima』が選出された。
PLAYER’S VOICE賞はThe Game Awardsのほかの賞とことなり、完全なファン投票のみで勝敗が決まる。『The Last of Us Part II』と接戦を繰り広げたが、ついに雌雄を決した形だ。
『Ghost of Tsushima』は、PlayStation 4専用のオープンワールドアクションゲームだ。PS4ファーストパーティゲームではもっとも早いペースで500万本の売り上げを突破した。
プレイヤーは武士である境井仁として、対馬を襲ったモンゴル軍と戦うことになる。その過程で民を守るため誉れある武士であることを捨て、冥人として戦うことになっていく。後にマルチプレイモード「冥人奇譚」も追加され、4人で一緒に遊ぶことも可能になった。
海外で製作されたゲームだが抜群の日本描写が話題となり、長崎県との公認コラボレーションを実施したり、テレビ番組『世界ふしぎ発見』の題材にも取り上げられた。
『Ghost of Tsushima』はThe Game Awards 2020ではPLAYER’S VOICE賞以外にも「ゲームオブザイヤー」や「ベストゲームディレクション」、「ベストナラティブ」、「ベストアートディレクション」など、多数の賞にノミネートされている。
ライター/古嶋誉幸