TYPE-MOON(タイプムーン)は、12月31日(木)に放送された番組「Fate Project大晦日TVスペシャル2020」内にて、伝奇ビジュアルノベルゲーム『月姫』のリメイク版にあたる作品『月姫 -A piece of blue glass moon-』を2021年夏に発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo SwitchおよびPlayStation 4となっている。
原作の『月姫』は、TYPE-MOONがまだ同人サークルであった2000年12月に開かれた同人誌即売会「コミックマーケット59」にて完全版が頒布された作品。ある経験から「直死の魔眼」が望まない形で発現した主人公「遠野志貴」を主軸に、彼の周りで起きる「猟奇的な殺人事件」や「吸血鬼」の存在など、独特の世界設定が人気を博した。
今回の発表によれば作中に登場する5人のヒロインを含むキャスト陣は一新。金本涼輔さんが「遠野志貴」の声を務めるほか、物語のキーパーソンであるヒロインのひとり「アルクェイド・ブリュンスタッド」役は長谷川育美さんが担当する。
また、映像中でも流れている主題歌は、テレビアニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション』のエンディング曲などで知られるReoNaさんの『生命線』に決定しているようだ。なお、執筆時点でゲームソフトの年齢区分を決める「CEROレーティング」は審査予定の状態で、新要素の有無や価格などの情報は明らかにされていない。
本作に興味があれば、発表同日に公開された作品の公式サイトや公式Twitterアカウント(@TM_TSUKIHIME)をチェックして続報を待ってみてほしい。
※以下の画像はすべてニコニコでの配信映像からキャプチャしたものです。
ライター/ヨシムネ