2K Gamesは、アクションシューティングゲーム『バトルボーン』のオンラインサービスを1月31日(現地時間)に終了した。
『バトルボーン』は、2016年にPlayStation 4、XboxOne、PCで発売されたMOBA【※】タイプのアクションシューティングゲーム。開発を『ボーダーランズ』シリーズなどで知られるGearbox Softwareが担当したことでも話題となった。
【※】MOBA:マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(Multiplayer Online Battle Arena)の略で、その出自から“Dota系”とも呼ばれる。複数のプレイヤーが2チームに分かれ、フィールド上で互いの陣を攻め合うオンラインアクションゲームのジャンルを指す。プレイ中の行動によって操作キャラクターのレベルが上がる成長要素を特徴としており、代表的なタイトルに『リーグ・オブ・レジェンド』が挙げられる。
本作は遡ること約2年前の2019年、2k Gamesより本作のオンラインサービス終了に関するロードマップが発表されていた。そして、2020年2月24日からゲーム内通貨が購入できなくなるなどサービス終了に向けた施策が段階的に行われていた。
現在、本作はすべてのデジタルストアから削除されており、ゲームもマルチプレイを含めた全コンテンツが遊べない状態となっている。
この件を報じたPCMagでは、『バトルボーン』のオンラインサービスが終了に至った要因として、Blizzardのアクションシューティングゲーム『オーバーウォッチ』との競合によって『バトルボーン』のプレイヤー人口が減少してしまった点を挙げている。