ビデオゲームに登場する料理のレシピを現実に再現する「Nerds’ Kitchen」が、『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』(以下、『GTA:SA』)の象徴的なファストフード「チリドッグ」を再現。ゲームを開発したRockstar Gamesが素敵なファン活動のひとつとして公式サイトで紹介している。
『GTA:SA』は、『グランド・セフト・オート』シリーズ5作目。日本では2007年にPlayStation 2で発売された。3Dになって大きく飛躍したオープンワールドクライムアクション『グランド・セフト・オートIII』の続編としては3作目となる。
主人公は黒人のカール・ジョンソン、通称CJとして、ファミリーであるギャング団を没落から救うためサンアンドレアス中を奔走する。
本作は『グランド・セフト・オート』シリーズでも人気が高く、主人公CJはファンの手でさまざまな作品とクロスオーバーするといったミームも存在する(参考リンク)。
『GTA:SA』では新システムとして、シリーズで初めて空腹度が導入された。空腹が長引くと最終的にHPも減るという、今でいえばサバイバルゲームに近い要素だ。空腹になったらさまざまな場所でいろいろな料理を食べる。そんな料理の中からピックアップされたのが、街の至る所でチェーン展開しているチリドッグだ。
チリドッグ自体はアメリカでもスタンダードなファストフードのひとつだ。ホットドッグに唐辛子やスパイスで味付けたミートソースを載せ、チーズとマスタードをトッピングした料理。日本では「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の好物としての知名度が高いかもしれない。
「サンアンドレアスで最高」と宣伝されるチリドッグは、ファンの手でおいしそうな料理として再現された。ゲームの舞台は80年代から90年代なので今の物価とは異なるが、このホットドッグがたった1ドルで買えるというのはなかなかうらやましい。Rockstarのページでも「読むだけで動脈が硬化していくのを感じます」と絶賛だ。
詳しいレシピや作り方はNerds’ Kitchenにて確認して欲しい。