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星野源氏が手がける『スーパーマリオブラザーズ』35周年記念テーマソング『創造』が配信開始。サウンド、歌詞、MVすべてにオマージュがちりばめられた愛とリスペクト溢れる楽しい1曲

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 2月17日(水)、星野源氏が手がける『スーパーマリオブラザーズ』35周年記念テーマソング『創造』の配信が各種音楽サービスにて開始された。また、ミュージックビデオもあわせて公開されている。

星野源氏が手がける『スーパーマリオブラザーズ』35周年記念テーマソング『創造』が配信開始。サウンド、歌詞、MVすべてにオマージュがちりばめられた愛とリスペクト溢れる楽しい1曲_001
画像はスーパーマリオブラザーズ35周年 TVCMより
星野源氏が手がける『スーパーマリオブラザーズ』35周年記念テーマソング『創造』が配信開始。サウンド、歌詞、MVすべてにオマージュがちりばめられた愛とリスペクト溢れる楽しい1曲_002
画像はスーパーマリオブラザーズ35周年 TVCMより

 サウンドには、テレビCMで放送された際から話題になっていたゲームキューブの起動音をはじめ、ゲームボーイの起動音『スーパーマリオブラザーズ』の効果音などが使用されており、任天堂のゲームに触れたことがある人なら思わず笑顔になる仕掛けが一度聴いただけではすべてを把握できないほどにみっちりと詰まっている。

 ひたすら楽しいサウンドにくわえて、歌詞には深い愛とリスペクトを感じる多くのオマージュが登場する。
 耳に残る「独を創り出そうぜ」という歌詞は「独」と書いて「いち」と読み、任天堂のモットーである「独創」を表しているほか、横井軍平氏の哲学である「枯れた技術の水平思考」を彷彿とさせる「バタつく未来を 水平に見た考案」や、任天堂の歴史を一捻りきかせて表現した「配られた花 手札を握り」ではニヤリとした方も多いだろう。

 サビで何度も繰り返される「非常識な提案」は故・岩田聡氏が任天堂という会社について述べた際の「私たちは、これからもきっと、非常識と言われるような提案をするでしょう。それが任天堂という会社のありようだと私は思っております」という言葉を思い出させてくれるほか、ミュージックビデオでは、同じくサビ内の「直接に」の歌詞にあわせて星野源氏が「直接!」のポーズを見せているなど任天堂ファンなら思わず目頭が熱くなる演出も。

 ミュージックビデオに登場する「13.09.1985」「2001 09 14」「2021 02 17」の日付はそれぞれ、『スーパーマリオブラザーズ』の発売日、ゲームキューブの発売日、『創造』のリリース日となっており、現在まで受け継がれる任天堂のDNAやゲームとともにある人生を感じさせてくれる。

 『創造』はApple Music、iTunes Store、Spotify、LINE MUSIC、amazon music、YouTtube Music、AWA、KKBOX、dヒッツ、レコチョク、moraにて購入または聴くことができる。

ライター
星野源氏が手がける『スーパーマリオブラザーズ』35周年記念テーマソング『創造』が配信開始。サウンド、歌詞、MVすべてにオマージュがちりばめられた愛とリスペクト溢れる楽しい1曲_006
ベヨネッタとロリポップチェーンソーでゲームに目覚めました。 3D酔いと戦いつつゲームをする傍ら、学生をしています。
Twitter:@d0ntcry4nym0re

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