PLAYISMは、3月24日(水)13時をもって同社の運営するゲームダウンロード販売プラットフォームのストア機能を停止すると発表した。以降は同プラットフォームでのゲームやサントラなどの購入ができなくなる。また、5月10日(月)13時にはストア機能並びにゲームのダウンロードなどができるマイページ機能も終了予定だ。
つまり3月24日以降、PLAYISMストアを通じてのゲームなどの購入ができなくなり、5月10日以降は購入したゲームのダウンロードもできなくなる。そのため、購入したゲームのSteamキーの登録、インストーラーのダウンロードなどは期日までに済ませなければならない。
また、会員登録者向けのカスタマーサポートは2021年5月17日(月)まで受け付けられ、それ以降は会員情報の確認や購入コンテンツの再取得など、いかなる対応も受け付けないため注意されたい。なお、Steamなど他のプラットフォームで販売されているPLAYISMパブリッシングのゲームは今回の件で影響を受けない。
【PLAYISMストアに関する重要なお知らせ】
— PLAYISM (@playismJP) February 22, 2021
2021年3月24日(水)13時をもちまして、PLAYISM公式WEBサイトでのゲームおよびOST等コンテンツの購入機能を終了させて頂きます。ご不便お掛けいたしますが、ご理解頂ければ幸いです。詳細に関しましては、下記ページをご確認下さい。https://t.co/lRP7d5mV9c
PLAYISMストアは2011年5月にサービスを開始。当時も国内にはいくつかダウンロード販売ストアはあったが、インディーゲームに力を入れたサービスは少し珍しかった。高い評価を受けた『To The Moon』のように、同プラットフォームでだけ日本語版がプレイできる作品も少なくなかった。
ストア機能などは終了となるが、今後も引き続きインディーゲームの発展に寄与するため、PLAYISM公式WEBサイトのリニューアルおよびサービス内容の変更が計画されている。記事執筆時点でどういった形でリニューアルされるかは不明だが、今後も公式ブログにて良くある質問への回答や今後の予定に変更があれば伝えられるとのこと。
『Dinner Date』や『JOLLY ROVER』、映像作品では『GAMELOADING: RISE OF THE INDIES』など、日本語版がPLAYISMストアでしか買えない作品もあるため、気になる作品があるユーザーは3月24日までにそういったゲームを見つけて購入、ダウンロードしておいた方が良いかもしれない。
ライター/古嶋誉幸