アメリカ・カリフォルニア州サンノゼに拠点を置くゲーム開発会社Cold Iron Studiosは、協力型の3人称視点シューティング(TPS)ゲーム『Aliens: Fireteam』を発表した。2021年夏に発売予定。対応プラットフォームはPlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X、Xbox One、PC(Steam)となっている。
『Aliens: Fireteam』は、映画『エイリアン』シリーズをテーマにした協力型TPSだ。プレイヤー、またはAIと3人チームを組み、エイリアン(ゼノモーフ)と戦う植民地海兵隊として、さまざまなシチュエーションで生き延びなければならない。4つのキャンペーンが用意されており、兵科、武器、装備、パークを選択し、自分のプレイスタイルに合ったキャラクターを作り、エイリアンでいっぱいの戦場に挑戦する。
登場するエイリアンは、フェイスハガーやトレイラーでも大量に出てくるドッグエイリアン、おなじみのエイリアン・ウォーリアー、やがてクイーンとなるプレトリアンなど11種類。エイリアン以外の敵とも戦うようで、敵は20種類以上用意されているという。
対する海兵隊は、ガンナー、デモリッシャー、テクニシャン、ドクター、リーコンと、それぞれ能力が異なる5種類の兵科からひとりを選ぶ。30種類以上の武器と70種類以上の武器MOD、アタッチメントを組み合わせ、エイリアンたちと戦う。
海外メディアGameSpotのインタビューによると、本作にもっとも影響を与えたのは『エイリアン2』で主人公リプリーと海兵隊たちが通気口から押し寄せる大量のエイリアンと戦うシーンだったと開発者は答えている。ゲームにはRPGスタイルのレベルアップによるキャラクターの成長システムが搭載され、ゾンビ協力FPS『Left 4 Dead』のようにキャンペーンを何度も周回しながら自分の海兵隊を成長させていく。5種類の難易度や特定の方法でミッションを完了させる「チャレンジカード」により、同じミッションでも異なるゲームプレイになるという。
協力型TPS『Aliens: Fireteam』は2021年夏発売予定。Steamのストアページによると日本語には対応していないが、人気シリーズの新たなゲーム化ということで、日本でも正式に発売されることを祈りたい。
ライター/古嶋誉幸