LINE株式会社が運営するライブドアニュースは3月27日(土)、ゲームで描かれた世界を各分野の専門家に語ってもらう動画コンテンツ「ゲームさんぽ」の最新話を公開した。今回特集される作品は、傭兵のスナイパーとしてミッションをこなすシューティングゲーム『スナイパー ゴースト ウォリアー コントラクト』となっている。
解説を担当するのは、現役スナイパーの永井宏樹(ながい・ひろき)氏である。永井氏はHotSprings株式会社の代表取締役も務めており、200m先まで届く赤外線を使った光線銃の開発やレンタル、サバイバルゲームイベントの企画・運営事業などを手がけている。
『スナイパー ゴースト ウォリアー コントラクト』は相手を狙うときの手振れが大きく、対象からの距離も遠いことからシューティングゲームのなかでも難易度が高い作品に分類されている。しかし、映像で永井氏は「現実のミッションよりはるかに楽な設定」と指摘。ゲームよりもはるかに過酷なスナイパーの環境が、狙撃関連の書籍と永井氏自身の経験に基づいて語られている。
また、映像内では、スナイパーから狙われた際に「ジグザグに逃げることが重要」との話や狙撃を確実に決めるための情報収集の手法など、スナイパーならではのアドバイスも紹介される。
後編映像は4月3日(土)18時に公開される予定だ。非常に珍しい現役スナイパーの話に興味があれば、前後編をあわせてチェックしてみてほしい。
「ゲームさんぽ」の最新エピソードに関するリリース文は以下のとおり。
ゲームで聞く、現役のスナイパーによるスナイピング講座
ゲームのミッションはまだ甘い!ゲームから見える現実のスナイパーの過酷さ
使用タイトル: スナイパー ゴースト ウォリアー コントラクト(H2 Interactive)
解説者: 現役のスナイパー 永井 宏樹(ながい ひろき)
ライブドアニュース(運営:LINE 株式会社)は、ゲームで描かれた世界を現実に即して各分野の専門家に語ってもらう動画コンテンツ「ゲームさんぽ」を YouTube 上で提供しています。今回、シベリアを舞台にプレイヤーが傭兵のスナイパーとしてミッションをこなすシューティングゲーム スナイパー ゴースト ウォリアー コントラクト』(以下、ゴースト ウォリアー)を、現役のスナイパーである永井宏樹氏が解説する動画を
YouTube にて、前編を 3 月 27 日(土)18 時、後編を 4 月 3 日(土)18 時にそれぞれ公開いたします。
前編 公開時間:3 月 27 日(土) 18 時
URL:https://youtu.be/CLtOJnPoFLg
後編は 4 月 3 日(土)18 時に下記ライブドアニュース YouTube チャンネルにて公開されます。
ライブドアニュース YouTube チャンネル
https://www.youtube.com/user/gotouchi10sec
■現実のミッションはゲームよりはるかに辛い。現役のスナイパーがゲームをもとに現実のミッションを解説
「ゴースト ウォリアー」はシューティングゲームの中でも、相手を狙うときの手振れが大きく、距離も遠いので難易度が高いとされています。しかし、動画では永井氏が現実のミッションよりはるかに楽な設定といいます。例えば、ゲーム内での狙撃距離は 70m から 100m くらいの距離から狙いますが、現実では数百 m 後半台から狙わないと安全が確保できないとします。また、現実のライフルは 5kg 以上ありゲーム内の手ブレは世界のスナイパーを見てもいないレベルの小さだといいます。ゲーム内の主人公の立ち回りにおいても、向こうから狙われていない状況なので自由に移動できるが、現実だと相手のスナイパーが狙っている可能性もあり、100m 進むのにも気づかれないくらいゆっくり進む必要がある点や全く動かずに相手が出てくるまで 1 週間以上も待つ必要があることも指摘します。このように難易度の高いとされるゲームから見ても現実の方が遥かに辛い環境であることが語られます。
■ゲーム内のマップを元にポジションを解説。スナイパーは場所の選定が 9 割。
ゲーム内の俯瞰図をもとにスナイピングをするポジションの解説も行います。ポジションを決めるときは自分が見やすい場所というだけではなく、脱出するための経路やいかに見えにくい場所を確保するかを考えなければならないと語ります。相手側にもスナイパーがいることを想定し、自分が撃ちやすいと思う場所は相手もそう思っていることを前提に下調べにも時間をかけなければならず、現実のミッションでは場所を決めるのに95%以上の比重、射撃は 5%ほどの比重の意識で取り組んでいるとします。
■ためになる?スナイパーならではのアドバイスも多数登場。
更に実際に任務を遂行するときにためになる情報も登場します。例えば、実際スナイパーに狙われたときはスコープ外から出るためにジグザグに逃げることが重要という話やポジション取りが重要という点から潜入し、情報だけを収集して一回戻ってみることも重要だと話します。部屋を見る際もコップの数、ポストイットに書かれていることから人数を探る、プロジェクターがある部屋は指揮官がいる場所だと推測できるなど、いかに情報を収集ための手法の解説も飛び出し、スナイパーならではのアドバイスが紹介されます。
スナイパー ゴースト ウォリアー コントラクト』について
正義を追求せよ。人気タイトル「スナイパー ゴーストウォリアー」シリーズの最新作が登場!
本作ではシベリアを舞台に、暗殺ミッションをこなす。多数のコントラクトを遂行しアサシンとして名を馳せろ。
■舞台はシベリアの厳しい荒野
シベリアの荒野がリアルな映像美で描かれ、幅広い攻略を可能にするマップ・ミッション構造によりリプレイ性の高い作品となっている。雪山や生い茂った森、そして山腹の奥深くに隠された秘密基地で戦い、生き残れ。
■臨場感あふれる狙撃システム
距離や風力・落下弾を調整し完璧な狙撃が出来る新システムは、キルショットになると後からスローモーションの演出が入ることも。ダイナミックで臨場感あふれる狙撃が味わえる。その他、灯台に登ってドローンを飛ばし偵察したり、監視カメラをハッキングし敵を仕留めるなど映画で見たようなリアルなスナイパー体験ができる。
【Sniper Ghost Warrior Contracts 公式サイト】
http://www.h2int.com/games/sniperghostwarriorcontracts/
【権利表記】
Sniper Ghost Warrior Contracts © 2020 CI Games S.A., all rights reserved. Published and developed by CI Games S.A. Sniper Ghost Warrior is a trademark of CI Games S.A. Portions of this software are included under license © 2004-2020 Crytek GmbH. All rights reserved. Published by H2 Interactive Co., Ltd.
ライター/ヨシムネ