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アクションRPG『うたわれるもの斬2』が7月22日に発売決定。『二人の白皇』をベースに新規ストーリーも収録、主人公ハクのVCは藤原啓治さんに

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 アクアプラスはアクションRPG『うたわれるもの斬2』を7月22日(木)に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4とPlayStation 5。価格はいずれも税込でパッケージ版8580円、ダウンロード版7700円。豪華特典が付属したプレミアムエディションは1万1880円となっている。

 『うたわれるもの斬2』は、2016年に発売された『うたわれるもの 二人の白皇』をベースに、新規ストーリーの追加などをしつつ、戦闘システムをシミュレーションRPGからアクションRPGに刷新したもの。『うたわれるもの斬』シリーズの2作目となる。『二人の白皇』は『うたわれるもの』シリーズ3部作の最終編となる作品で、前作『うたわれるもの 偽りの仮面』の続編となっている。

 『偽りの仮面』では獣のような尻尾や耳を持つ亜人間が住む和風ファンタジー的な世界で、記憶をなくした青年ハクが亜人間のクオンやオシュトルと交流をしつつ、その世界の謀略に巻き込まれるというものだった。その続きとなる『二人の白皇』では、前作のとある事情で親友オシュトルの名前を名乗るハクが自分の運命に立ち向かうストーリーとなっている。

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(画像は『うたわれるもの斬2』公式サイトより)
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(画像は『うたわれるもの斬2』公式サイトより)

 このように前作と強いストーリーのつながりがあるので、『偽りの仮面』か、それがベースとなっている『うたわれるもの斬』を事前にプレイしておくのが推奨だろう。『偽りの仮面』と『二人の白皇』とも、その重厚なストーリーがユーザーからとても評価されているが、シミュレーションRPGが苦手なので未プレイという人は、アクションゲームに変化している『うたわれるもの斬』シリーズはうってつけといえるだろう。

 なお前作『うたわれるもの斬』は大規模な敵をなぎ倒していく3Dアクションだったが、本作ではキャラクターの成長要素やハクスラ要素が導入されており、アクションRPGへと変化。戦闘システムも前作から改良されているという。またアドベンチャーパートも一新されており、立ち絵での形ではなく3D表現によって演出される。本編とは別に「武人伝」と呼ばれるフルボイスの新シナリオが多数追加されている。

 なお、主人公ハクは昨年4月に惜しまれつつ逝去した声優の藤原啓治さんが演じているが、本作『うたわれるもの斬2』でもハク役はしっかりと藤原啓治さんが演じることが公式サイトで発表されており、公開されたPVではその声を聞くことができる。

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(画像は『うたわれるもの斬2』公式サイトより)
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(画像は『うたわれるもの斬2』公式サイトより)

 アクアプラスの代表である下川直哉氏によると、藤原啓治さんのハク役として最後の収録作品は昨年に発売された『ドカポンUP!』とのことなので、本作には『二人の白皇』のアーカイブスが使われていると見てよさそうだ。フルボイスで熱演していた藤原啓治さん演じるハクのイメージが崩れることはなさそうなので、一安心といえるだろう。

 なお本作のプレミアムエディションでは、特製パッケージのほか、アクリルパネル2種類が付属、コンプリートサウンドトラック、着せ替え衣装「アンジュ皇女服Ver.」と「クオン皇女服Ver.」のプロダクトコードが付属する内容となっている。また通常版の初回生産分、ダウンロード版の期間限定特典として「クオン皇女服Ver.」プロダクトコードが付属する。

 その重厚さと波瀾に満ちたストーリーが高い評価を得ている『うたわれもの』シリーズ。『二人の白皇』をベースとしてアクションRPGに再構築した『うたわれるもの斬2』は7月22日(木)に発売予定だ。

ライター/福山幸司

ライター
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福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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