ベセスダ・ソフトワークスは現在Arkane Studios Lyonが開発中のループ物FPS『DEATHLOOP』の延期を発表した。新たな発売日は2021年9月14日(火)、対応プラットフォームは変わらずPlayStation 5とPCとなっている。
ベセスダ日本公式Twitterアカウントでは、延期に関するビデオメッセージも投稿されている。延期の理由として、社員全員の安全や健康の確保が挙げられている。新たな開発期間を利用し、スタイリッシュで驚きに満ちたゲームのビジョンをさらに追求するとしている。
— ベセスダ日本公式 (@Bethesda_jpn) April 8, 2021
『DEATHLOOP』は『Prey』(2017)や『Dishonored』を手がけたArkane Studiosの新作FPS。ゲームの舞台となる島で、ふたりの殺し屋がお互いを殺し合う。しかしこの島は時間のループにとらわれており、永遠に同じ1日を繰り返している。プレイヤーはひとりの殺し屋として、ループしリセットされる前に島に潜む8人のターゲットを暗殺しなければならない。ループごとに島はリセットされるが、プレイヤーの知識はリセットされない。1日を何度でも繰り返し、諦めずにゲームを攻略しよう。
ゲームはシングルプレイとマルチプレイが融合している。通常、プレイヤーは殺し屋コルトとして8人のターゲットを付け狙う。しかし、島の中にはもうひとりの殺し屋ジュリアナがコルトを付け狙っている。ジュリアナはほかのプレイヤーが操作しているため、ゲームには対戦FPSとしての側面も用意されているのだ。もしも腕に自信があれば、ジュリアナとしてほかのプレイヤーを付け狙うこともできる。
『Prey』や『Dishonored』で没入型FPSを突き詰めていったArkane Lyonが、マルチプレイとシングルプレイを融合しどのようなFPSを作り上げるのか注目が集まっている『DEATHLOOP』。今回で2度目の延期となっており、9月にプレイできることを期待したい。
ライター/古嶋誉幸