Epic Gamesは、ソニーを含む10を越える企業からの合計10億ドル(約1080億円)にのぼる資金調達を発表した。ソニーからの資金はそのなかの2億ドル(約220億円)となっており、Epic Gamesの株式評価額は現在287億ドル(約3兆1000億円)となっている。また、Epic GamesのCEOのティム・スウィーニー氏は引き続き同社の支配株主となる。
ソニーは今回の投資に対するプレスリリースを公開。「当社は本追加出資を通じた両社のさらなる関係強化により、当社グループの事業を横断して新たな価値創造につながる協業機会の探索をより一層推進し、エンターテイメント領域における事業拡大の加速を図っていきます。」とコメントしている。
Epic Gamesとソニーの良好な関係は続いており、2020年7月にもソニーはEpic Gamesへ2.5億ドル(約268億円)の出資を発表していた。
ソニーグループの代表執行役会長兼社長CEOの吉田憲一郎氏はEpic Gamesが公開したプレスリリースにて、「Epicは、ゲームやデジタルエンターテイメント業界のクリエイターをサポートする数々の最先端技術を通じて、革命的な体験を提供し続けています。我々は、世界中の人々に新しいエンターテイメント体験を提供するための協力関係を強化できることを嬉しく思います。これは、創造性とテクノロジーの力で世界を感動で満たすという我々の目的に合致するものだと確信しています」とコメントしている。
ライター/古嶋誉幸