カプコンは、Nintendo Switch向けソフト『帰ってきた 魔界村』をほかのプラットフォームにも移植すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4、Xbox One、PC。配信時期などは未発表だ。発表に際し、最新のトレイラーも公開された。
『帰ってきた 魔界村』は、1980年代に発売された『魔界村』と『大魔界村』をモチーフに、シンプルながら奥深い、そして歯ごたえある「伝説のアクションゲーム」を現代風に再構築したゲームだ。
シリーズ同様、『帰ってきた 魔界村』も主人公はアーサー。ヤリやオノ、短剣や円盤など個性豊かな武器を手に、プリンスを助けるために魔界の最深部を目指す。本作は『魔界村』と『大魔界村』の再構成ながら、多数の新要素を追加。キャラクターの成長要素が追加され、さまざまな魔法やスキルを覚えることもできる。
マップも過去作品をほうふつとさせるものが多いが、黒の宝箱を見つけることでまったく異なるステージに変化するなど、新しいギミックも追加されている。シリーズ恒例の2周しないと真のエンディングにたどり着けない要素も健在。2周目は1周目とはマップの見た目や構成が異なる姿に変貌を遂げる。
難易度は入門編の「見習い騎士」から、シリーズファンが求める高難度が楽しめる「伝説の騎士」まで4段階が用意されている。
成長要素や黒の宝箱など新要素は多いが、もっとも大きな変更はふたりでのローカル協力プレイへの追加だろう。サポートキャラクター「サンテンジー」となり、アーサーの冒険をサポートできる。
シリーズ初のふたりプレイにも対応し、伝統を引き継ぎつつ大きく様変わりした『帰ってきた 魔界村』は、Nintendo Switchに続き、PlayStation 4、Xbox One、PCでも配信決定。発売時期などの情報は追って伝えられるはずだ。
ライター/古嶋誉幸