4月22日(木)朝に開催されたVRゲームのショーケース「Oculus Gaming Showcase」にて、Oculus Quest 2版『バイオハザード4』の最新映像が公開された。対応プラットフォームはOculus Quest 2のみで、2021年後半にリリース予定。三人称視点から一人称視点となり、オリジナルとは異なる雰囲気になった本作のゲームプレイが確認できるトレイラーも公開されている。
VR版『バイオハザード4』は、名作TPS『バイオハザード4』をFPSとしてVR専用に再設計したゲームだ。開発は『メトロイドプライム』の制作に関わったスタッフらが独立し設立したArmature Studioが担当。移植にあたり、ゲームエンジンをUnreal Engine 4に変更しているほか、4500枚ものテクスチャの高画質化を伴うリマスター作業が進められている。
また武器やアイテムは実際に手に持つアクションに沿うよう、物理オブジェクトとして再設計されている。武器はメニュー画面から取り出すのではなく、実際に体に装備して手で取り出すように操作する。両手で異なる武器を持つことも可能だ。
VR向けFPSではとくに酔いやすいアクションとして「プレイヤーの移動」が挙げられるが、こちらはプレイヤーの好みに変更することができる。動画では水平移動になっているが、移動はほかにもテレポートとルームスケールにも対応しており、座ったままでも遊べるようになっている。
VR対応となり大きく様変わりした『バイオハザード4』。シリーズの転換点として有名な名作は、2021年後半にVRゲームとしても楽しめるようになる。
ライター/古嶋誉幸