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期待作『Eastward』の日本語版が同時配信決定。緻密な東洋風のピクセルアートが特徴のインディーゲーム

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 Kakehashi Gamesは、美しい緻密なピクセルアートが特徴のインディーゲーム『Eastward』の日本語翻訳を担当すると明かした。発売時期は不明だが、リリースと同時に日本語で楽しめるという。プラットフォームはNintendo Switch、PC(Steam)。

 『Eastward』(イーストワード)は、RPG要素を含む、見下ろし型のアクション・アドベンチャー。ゲームは鉱山作業員でヒゲモジャの「ジョン」と、神秘的な力を持つ女の子「サン」という2人のキャラクターを操作し切り替えながら、パズルやダンジョンを攻略して物語を進めて行く。

 舞台は崩壊の憂き目にある世界。大陸中に広がった致死的な瘴気のせいで、人々は地下へと避難した。そこで人々は村を作り暮らしていたが、外にもきっと世界があるはずだとジョンとサンは冒険の旅に出発する。地下社会の暴政から逃れつつ、地上世界ではさまざまな出会い、心温まるストーリーが待っている。

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(画像はSteam『Eastward』より)
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(画像はSteam『Eastward』より)
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(画像はSteam『Eastward』より)
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(画像はSteam『Eastward』より)

 本作を開発したのは上海に拠点を置くPixpil。クラシックなピクセルアートに現代的な3D照明を加えて、独自のアートワークを構築しているのが特徴で、その緻密なドット絵は温かみのある東洋風な世界とSFが入り交じった魅力的なものとなっている。
 音楽は『The Unfinished Swan』『トゥモローチルドレン』を担当したJoel Corelitz氏が担当。トレーラーではチップチューン風のスコアを聴くことができ、Joel Corelitz氏の新境地といえる音楽がゲームをより一層盛り上げてくれそうだ。

 今回はKakehashi Gamesが日本語を担当するとのことで、本編の開発も順調とみていいただろう。リリースと同時に日本語版が楽しめるとのことで、世界の評判に乗り遅れずに済みそうだ。『Eastward』は2021年内の発売が予定。続報に期待したい。

ライター/福山幸司

ライター
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福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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