5月8日(土)にリリースされた『バイオハザード ヴィレッジ』。吉幾三氏とのコラボや「バイオ怖くない」の人形劇といった、奇抜なプロモーションが行われたことが話題となった。Steamの統計情報を記録する外部サイトSteamDBでは、前作を大きく超える記録が達成されている。
まず、ピークプレイヤー数が10万人を超えた。日本独自の「Zバージョン」のピークプレイヤー数も含めると11万人に達する。前作『バイオハザード7』はコンソールと同時発売だったが、ピークプレイヤー数は2万人余り。ナンバリングタイトルとしての前作を大きく超えるヒットとなった。
リメイク作『バイオハザード RE:2』のピークプレイヤー数は7万4000人、『バイオハザード RE:3』は6万人と、『バイオハザード7』以降プレイヤー数も増えていた。しかし、10万人を超えたのは今回が初めて。『バイオハザード7』が一人称視点「アイソレートビュー」を導入し、ホラーゲームシリーズとして復活を遂げた『バイオハザード』シリーズの順風満帆な成長だといえる。
ほかのプラットフォームは統計情報がないので不明だが、Steam版同様ヒットしていることが予想される。
レビュー集積サイトMetacriticのメタスコアも、各プラットフォームで80点以上と高い評価。ユーザーレビューも8.5点以上を記録しており、批評家からもプレイヤーからも評価が高い。
ホラーゲームとの親和性の高いゲーム実況配信でもシリーズ随一の記録を誇っており、ピーク時には65万人以上の視聴者を集めた。『バイオハザード 7』は22万人となっており、プレイヤー数と同様視聴者も増加している。
新たな象徴的ボスキャラ「ドミトレスク」の登場もあり、発売前から注目されてきた『バイオハザード ヴィレッジ』。前作『バイオハザード 7』が怖すぎるという反省から生まれたプロモーションも相まって、「ホラーゲームは苦手だけど、プレイしてみたい」という挑戦者も多く現れたのかもしれない。
電ファミでは『バイオハザード ヴィレッジ』のレビューも掲載中。どんなゲームか気になったら、こちらも読んでみてほしい。
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