SNKは、テンセント傘下の開発会社TiMi Studiosが開発中のスマートフォン向け『メタルスラッグ』のゲームプレイを紹介するトレイラーを公開した。トレイラーではマルコやフィオらおなじみの4人のキャラクターが登場することが示唆されており、シリーズファンなら懐かしさを感じるステージなどが3D化されている。
TiMi Studiosのモバイル版『メタルスラッグ』は2020年6月に初めて発表された作品で、その際にはあわせて開発中のゲームプレイ映像もYouTubeにアップロードされていた。もともとは職人芸的な描き込みがされた2Dピクセルアートが魅力の作品だったが、本作はそのアートを3D化させている。なお当時は『METAL SLUG CODE: J』と呼ばれていたが、最新のトレイラーではその表記は消滅している。
トレイラーでは激しい戦闘以外に、食品のアイテムを取り過ぎることでキャラクターが太る要素や、ミイラの攻撃を受けてミイラ化するなど、シリーズでもおなじみのバッドステータスを受けるシーンが確認できる。詳しいシステムは明かされていないが、オリジナルのように攻撃を受けると一発でゲームオーバーではなく、体力ゲージ制となったようだ。ほかにも敵や水面を凍らせる武器が新登場するなど、新たな要素も追加されているという。
TiMi Studiosは今なお高い人気を誇る『王者栄耀』を開発したことで一躍有名となり、『Pokémon UNITE』や『コール オブ デューティ モバイル』といった人気シリーズのスピンオフ開発を任されている。モバイルゲーム開発としては世界でも指折りのデベロッパーだ。
スマートフォン向け『メタルスラッグ』のリリース日は未定で、現在開発中だ。