いま読まれている記事

モノトーンの鉛筆画で描かれるホラーアドベンチャー『Mundaun』が配信開始。スイスにある呪われたアルプスの山を舞台に、祖父の死の真相を追う

article-thumbnail-210528i

 Kakehashi Gamesは、モノトーンで描かれるホラーアドベンチャー『Mundaun』の配信を開始した。プラットフォームはPlayStation 4、Nintendo Switch。Xbox版は後日、配信予定。またすでに配信済みのPC版(Steam、Epic Games Store)は日本語に対応した。

 価格はPlayStation 4版が税込2090円、Xbox版、Nintendo Switch版、PC版が税込2050円。

 『Mundaun』(マンドーン)はすべてのグラフィックが鉛筆画で描かれた独特なモノトーンの世界を探索する一人称視点のホラーアドベンチャーゲーム。
 舞台はスイス、悪魔に呪われた山「マンドーン」。ある日、主人公のカーダンは故郷の村から、祖父が火事で亡くなったことを知らされる手紙を受け取る。
 そこには「帰ってくる必要はない」という謎の言葉が。不審に思ったカーダンは、呪われた山「マンドーン」にある故郷の村へ向かう。山間にある小さな村は深い霧が立ち込め、日暮れとともに悪しき者が姿を現す。

モノトーンの鉛筆画で描かれるホラーアドベンチャー『Mundaun』が配信開始。スイスにある呪われたアルプスの山を舞台に、祖父の死の真相を追う_001
(画像はMy Nintendo Store『Mundaun』より)
モノトーンの鉛筆画で描かれるホラーアドベンチャー『Mundaun』が配信開始。スイスにある呪われたアルプスの山を舞台に、祖父の死の真相を追う_002
(画像はMy Nintendo Store『Mundaun』より)
モノトーンの鉛筆画で描かれるホラーアドベンチャー『Mundaun』が配信開始。スイスにある呪われたアルプスの山を舞台に、祖父の死の真相を追う_003
(画像はMy Nintendo Store『Mundaun』より)
モノトーンの鉛筆画で描かれるホラーアドベンチャー『Mundaun』が配信開始。スイスにある呪われたアルプスの山を舞台に、祖父の死の真相を追う_004
(画像はMy Nintendo Store『Mundaun』より)

 本作は鉛筆画のテクスチャが生み出す白黒の美術体験が特徴で、神話と現実が邂逅するアルプスの世界で、祖父の死に隠された秘密を探しだすことになる。ゲームはクリーチャーに怯えつつ、山頂を世界観に溶け込んだパズルを解きながらゲームを進めて行く。強い恐怖と相対すると、手が震え、銃の狙いは定まらず、足をすくんでしまう独特のホラーシステムがあるようだ。

 開発をしたのはスイスに拠点を置くHidden Fieldsで、本作がデビュー作となる。今年3月に発売済みのSteamでは296件のレビューのうち95%がポジティブな評価を下す「非常に好評」となっており、グレースケールのモノトーンの画面が1940年代のホラー映画を彷彿とさせるとして好評だ。

 ホラーアドベンチャー『Mundaun』はPlayStation 4、Nintendo Switch、PCで配信中だ。

ライター
モノトーンの鉛筆画で描かれるホラーアドベンチャー『Mundaun』が配信開始。スイスにある呪われたアルプスの山を舞台に、祖父の死の真相を追う_005
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ