Ubisoftは、『ファークライ6』(Far Cry 6)を10月7日に発売すると発表した。対象プラットフォームはPS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC。なお本作はAmazon Luna、Stadiaでもリリースすることが明らかにされている。
シリーズ6作目となる『ファークライ6』は無秩序なゲリラ革命が起きつつある独裁国家を舞台にした作品。プレイヤーはヤーラ出身のダニー・ロハスとなり、ジャングルや都市部での戦いに挑みアントン政権に立ち向かうことになる。今回は初となるゲームプレイ映像がお披露目された。
『ファークライ6』は、カリブ海の中心で時が止まったような熱帯の楽園「ヤーラ」を舞台に、独裁者の圧政からヤーラを解放するために戦うオープンワールドFPS。主人公はヤーラ出身だが国を抜けようとしていた。しかし、圧政の現実を目の当たりにしたことでゲリラ戦士としての戦いに身を投じることになる。性別は前作同様男女から選べる。
本作は多種多様な武器を自分たちの手で作り上げることが、大きな特徴として挙げられている。元KGBのスパイでゲリラの達人フアン・コルテスの力を借り、バイクのエンジンを利用したミニガンや、ホーミングミサイルを搭載したバックパック、さまざまな車両などを製作可能。中には、CDを発射する「ディスコス・ロコス」のような変わり種過ぎる武器もある。
このDIY精神は、ヤーラ地方では創意工夫の精神「リゾルバー」と呼ばれている。ゲームプレイ映像では、ロケット弾を雨のように降らせるバックパックの圧倒的戦力や、どう聞いてもバイクのエンジン音にしか聞こえないミニガンなどの活躍が見られる。
前作まで同様ステルスも強行突破もできるが、本作では武器を隠し一般市民に化けて敵兵士をだますこともできるようだ。トレイラーでは、物資を運ぶトラックの運転手として、偽造したと思われる書類を渡して検問を通過するシーンも見られる。
前作同様協力プレイにも対応。ひとりでヤーラを救うこともできるが、フレンドとふたりで戦うことも可能だ。ほかにも、NPCの協力者としてかわいい犬のチョリソーや、肉に飢えたフアンのペットのワニであるグアポが戦闘に加わってくれる。
『ファークライ6』は本日5月29日より予約受付スタート。公式サイトからそれぞれのプラットフォーム向けの予約ページにアクセスできる。スタンダードエディションが9240円から。シーズンパスなどがつくゴールドエディションやアルティメットエディションの予約も受け付けている。
また、ゲームでは敵対するアントン・カスティロとその息子ディエゴのフィギュアも予約が始まった。