【更新 2021/6/2 17:45】記事初版で海外メディアVGCが「自動ダウンロード機能を全ユーザーが利用可能になったと報じている」と記載しておりましたが、該当部分の説明は2013年10月に配信された「バージョン4.50」へ関する説明でした。見出し・本文を修正のうえ、深くお詫び申し上げます。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)は、半年ぶりとなるPlayStation 3(以下、PS3)のシステムソフトウェア「バージョン4.88」を6月1日(火)から配信中だ。公式のパッチノートには「動作安定性の改善」のみが更新内容として記載されている。
なお、更新データをダウンロードするためには、PS3本体のハードディスクドライブ、もしくは取り外し可能なストレージメディアの空き容量が最低200MB必要となる。
本日よりPS3®システムソフトウェア バージョン4.88のアップデートを開始しています。システムソフトウェアは常に最新の状態にアップデートしてください。自動アップデートが開始しない場合は、こちらのページからアップデートファイルをダウンロードいただけます。https://t.co/AbeTLcK0W2 pic.twitter.com/tj92pKietS
— Ask PlayStation JP (@AskPS_JP) June 1, 2021
PS3については2021年3月にダウンロード販売の終了が発表。携帯型ゲーム機のPlayStation VitaやPlayStation Portable(PSP)もあわせて販売終了が告知されていたことから「復刻・リメイク作品がない数多くのダウンロード専用ゲームを購入できなくなる」としてゲーマーの間で物議をかもした。
SIEはその後、PS3とPlayStation Vitaに限定して販売サービスを継続する方針を2021年4月に改めて示している。
ソニーがPS3およびPS VitaのPS Storeサービスの継続を決定。PSPの購入機能は予定通り7月2日に終了へ
2006年11月のPS3発売からシステムソフトウェアのアップデートは続いてきた。ダウンロード販売やサポートがいつまで続くかは分からない状況だが「PS3でしか遊べない作品」や初代PlayStation、PlayStation 2向けソフトとの下位互換性を愛するゲーマーにとっては嬉しい知らせとなることだろう。
ライター/ヨシムネ