PM Studiosは、スペインの開発スタジオが手掛ける和風ホラーゲーム『Ikai [異界]』を正式発表した。プラットフォームはPS4、PS5、Nintendo Switch、PC(Steam)。2021年10月発売予定。日本語に対応している。
Ikai is coming this October for PC, PS5, PS4 and Nintendo Switch
— Endflame ✨Making Instants✨ ➡️ Gamescom (@endflamestudio) June 10, 2021
Thanks to @PMStudiosUSA
Know more: https://t.co/hKcxPUq9Dz pic.twitter.com/7L2HkFgAsU
『Ikai』は日本の民間伝承からインスピレーションを得た一人称視点の和風サイコホラーゲーム。
舞台は封建時代の日本。恐怖と錯乱を起こした山奥の村に、冥界から邪悪なるものが迫っていた。血のついた葉っぱは、これが単なる噂話でないことを示している。神主は窮地に陥っている人々を救うため、村に向かった。そして神社の留守を任された巫女のナオコのもとには、恐ろしい悪霊や悪鬼が迫ろうとしていた。
本作はナオコを操作して神社を探索するが、迫りくる悪霊を攻撃することはできないので、安全な場所でやりすごく必要がある。しゃがんで足音を立てずに歩けるので、見つからないように移動しよう。各地で呪いを解いていくと、ナオコ自身の隠された過去も明らかになるだろう。
開発をしたのはスペイン、バルセロナに拠点を置くスタジオEndflame。おもに3人で開発しており写実的なグラフィックが特徴。映像を見る限り、日本の文化がよく研究されており、護符、茶器、絵馬などが作中に登場する。Itch.ioにて先行して体験版を配信していたが、今回が正式発表となりPC版に加えてPS、Nintendo Switch版での海外発売もアナウンスされた形だ。
Since we've been developing the game during the pandemic, we've decided to add our take on Amabie as an easter egg.
— Endflame ✨Making Instants✨ ➡️ Gamescom (@endflamestudio) April 22, 2021
It is said that drawing representations of it can help against epidemics.
We hope it works and it all gets better 😊#amabie #アマビエ #indiegame #gamedev pic.twitter.com/si6b17bcFL
いったいどういう経緯でスペインの開発スタジオが土着的な和風ホラーゲームの開発に挑戦しようと思ったのか興味はつきないが、パンデミック中に開発したとのことで、イースタエッグで疫病退散にご利益があるとされる妖怪「アマビエ」も登場するという。
今回、公開されたトレーラーでは本作のクオリティの高さが伺える。日本語にも対応するとのことなので、国内コンソールでの発売も期待したい。今のうちからウィッシュリストに登録してみてはいかがだろうか。