ゲーム開発会社Team Salvatoは、人気アドベンチャーゲームの新作『Doki Doki Literature Club Plus!』(ドキドキ文芸部プラス!)を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam、Epic Games Store)に加えてNintendo Switch、PlayStationプラットフォーム、Xboxプラットフォーム。どのプラットフォームでも現地時間6月30日発売予定だ。日本では7月1日頃のリリースになると思われる。
Steamストアページによると、日本語にも対応。国内販売されるかは不明だが、Nintendo Switch、PlayStationプラットフォーム、Xboxプラットフォームもそれぞれ日本語対応とのこと。
— Team Salvato (@TeamSalvato) June 11, 2021
『Doki Doki Literature Club!』(ドキドキ文芸部! )は日本のアドベンチャーゲーム(ビジュアルノベル)をテーマにした作品。主人公はいやいやながらも出会いを求めて文芸部に入部し、詩を書き、意中のヒロインと恋仲になることを目指す。同時に、その裏に潜む恐怖も明らかになっていく。
もはやストアページでも一切隠していないうえ、多くの方は本作がメタフィクションなどを多用したサイコホラー作品であることをご存じだろう。衝撃的な展開は、ゲームをプレイしたことがなくてもうわさを耳にしたことはあるかもしれない。
『ドキドキ文芸部プラス!』はオリジナルゲームに6つのサイドストーリーを追加する。サイドストーリーは本編とは時系列が異なっており、文芸部のメンバーがお互いのことを知り、仲良くなるまでの過程に焦点を当てるという。Team Salvatoはサイドストーリーで彼女たちが人間的に成長し、現実で同じような境遇にある人の助けになるかもしれないとしている。
加えて、13曲の追加トラックと、100種類以上の画像がアンロックできるギャラリーモードが追加される。
コンソールにも移植されるプラスバージョンに対し、何らかのマイナス面での変更点があるかもしれないという懸念についても開発チームは回答している。既存のファンのため、オリジナルゲームに可能な限り忠実に、なおかつスチルの解像度は2倍以上とより高精細にするという。
『ドキドキ文芸部! プラス』のダウンロード版は各プラットフォームとも14.99ドル。PlayStation 4、PlayStation 5、Nintendo Switch版はパッケージ版も用意されており、アクリルスタンドやモニカの書いた詩、サウンドトラックのダウンロードコードなどがついて29.99ドル。
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