人気バトロワFPS『Apex Legends』がクラッキングを受けている。プレイリストが攻撃され、被害を受けたプレーヤーがゲームを遊べなくなっている不具合が多数報告されている。PC版だけでなく、コンソールや日本語版でも被害報告がなされている。
Players are being given this "Important Message" after finishing a match. pic.twitter.com/SGKvduO95p
— Apex Legends News (@alphaINTEL) July 4, 2021
被害者がゲームを始めようとすると、「タイタンフォールを救え」というウェブサイトにアクセスするように求める重要メッセージが表示される。攻撃の真意は不明だが、近頃大規模なDDoS攻撃などを受けまともなプレイが難しくなっている『Titanfall』シリーズに対する開発やクラッカーへの抗議と取れる内容になっている。
そう思わせたい愉快犯などさまざまな可能性があるので、現時点ではクラッカーが『Apex Legends』を攻撃しているという表現にとどめるべきだろう。
なお、当該サイトはこのクラッキング攻撃との関与を否定する声明を出している。ただし、クラッキングによるウェブサイトへの悪意ある改変が行われている可能性は否定できないので、当該サイトへアクセスするのは控えた方がいいだろう。
ゲームを開発するRespawn Entertainmentはこの事実を認め、記事執筆時点でも対応中であることが公式Twitterアカウントで報告されている。日本時間11時頃に再び進捗を報告するとのことだ。
We are aware of and actively investigating issues impacting @PlayApex playlists that are preventing players from getting into matches.
— Respawn (@Respawn) July 4, 2021
ゲームに対しどのような改変が行われているか現時点では不明のため、被害が収まるまでゲームを遊ぶのは控えた方がいいだろう。どうしても遊びたいという方には、これを報じた海外メディアMP1stはこの攻撃への対処方法も報じている。それによると、以下の3つの対処方法が見つかっているという。
・「ESC」キーを押してから「メインメニューに戻る」をクリックして、再度ロビーに接続する
・メニューから接続サーバーを切り替える
・ゲームを再起動する
繰り返しになるが、攻撃の被害が復旧するまではできるだけゲームをプレイすることは控え、Respawn Entertainment公式Twitterアカウントからの被害の終息発表を待ってほしい。