7月9日(金)の午前6時(日本時間)より配信されたPlayStation公式番組「State of Play」において、フランスのインディーゲームスタジオSloclapは開発中のカンフーアクションゲーム『Sifu』の最新映像を発表。あわせてリリースを2022年の初頭に延期すると伝えた。
『Sifu』は、家族を殺された青年がカンフーを武器に復讐を果たしていく3Dアクションゲーム。本作最大の特徴は死ぬたびに年齢を重ねて能力が強化される「加齢」システム。永久に年を取り続けられるわけではなく、一定限度を超えるとリスタートとなるが、長い修行を通じて武術を極めるプロセスが独自のデザインで落とし込まれている。
今回公開された映像では、ナイトクラブを訪れた主人公がギャングを相手に激しく戦うシーンを展開。舞台はクラブ内の地下闘技場へとシームレスに遷移し、死を繰り返しながら次第に白髪を増していくキャラクターの様子を目にすることができる。
本作を手がけるSloclapは、オンラインプレイ可能な3D格闘アクション『Absolver』の制作でも知られるデベロッパーだ。今回のリリース延期の発表に関し、コロナ禍での開発体制の変化や作品のクオリティ担保を目指しての決断に至ったと、背景を「PlayStation.Blog」にて述べている。
『Sifu』はPS4、PS5、PC(Epic Games Store)向けに発売を予定。販売価格は明らかとなっていないが、2022年初頭を目指して制作が続けられており、今後の動向に注目したい。
ライター/dashimaru