先日『フォールアウト4』でプレイヤーのお供犬として登場した「ドッグミート」のモデルとなったジャーマンシェパードのリバーが息を引き取ったが伝えられた。
ドッグミートとして多くのプレイヤーの心に残っているリバーの死を悼み、ゲームを開発したBethesda Game Studiosとマイクロソフトは、アラバマ州モンゴメリの動物福祉団体ヒューメイン・ソサイエティーに1万ドル(約110万円)の寄付を行ったことを発表した。Xbox公式アカウントは、ファンにも寄付を呼びかけている(ただし日本からのアクセスは遮断されている模様)。
DOGMEAT FOREVER 💚
— Xbox (@Xbox) July 7, 2021
In honor of River, Xbox and @BethesdaStudios are donating $10,000 to the Montgomery County Humane Society.
If you also would like to join us in donating, you can right here: https://t.co/LD6ZDk6dov https://t.co/TiiYZ7Lq1Q
ドッグミートは『Fallout』シリーズに登場するプレイヤーの心強い味方だ。作品によって犬種が異なり、元ネタは明かされていないが映画『マッドマックス2』とも、核戦争後の世界を舞台にした映画『少年と犬』からの引用とも言われている。『少年と犬』の作中で主人公が犬を揶揄する表現として「ドッグミート」という言葉を使っているという。(参考:『Fallout』ファンwiki)
『Fallout 4』のドッグミートはジャーマンシェパード。ドッグミートのモデルとなったリバーはスタッフたちのアイドルのような存在となり、彼女の仕草の数多くがゲームに輸入された。まるで本物の犬のような印象で、多くのプレイヤーにとって忘れられない仲間となっただろう。